就活できないのは甘え?就活したくない学生の特徴や残された選択肢を見ていく

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就活をしないといけないのに、就活ができない

周りはどんどん就職活動に取り組み始めているのに、なぜか身が入らない。

このように就活できないと悩む学生は、あなただけではありません。

私も大学4年生のときは、モチベーションが上がらない・逃げ出したいなど、人に言えない悩みがありました。

そこで今から、就活ができないと悩むときの原因と対処法について解説します。

  • 就活できないと悩む学生の特徴
  • 就職活動をステップごとに見ると取り組みやすい
  • どうしても就活したくない学生が取る選択肢

就職活動を漠然ととらえたままだと、不安も消えません。

ステップごとに細かく分けると全体像が見えて、就活を始めやすくなります。

そしれできるだけ就活しないで正社員になる方法や、就職以外の道も紹介しますね。

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就活ができないのは甘えではない!就活できない人の特徴

周りがしている就活ができないというだけで『甘えだ!』という声もありますが、それはズレています。

無理やり気合を入れても就活は続きませんし、なぜ『就活ができない』と考えるのが原因を突き止めないといけません。

そこで就活ができない人の特徴として以下の7つを挙げました。

あなたはどれに当てはまりそうですか?

① 価値観の違い。就活に違和感がある

就活ができない学生の1つ目の共通点は『価値観』です。

頭では学校を卒業したら働かないといけないということはわかっている。

ただそれでも、今の大人のように働くことに違和感を覚えていると、就活を始めることはできません。

  • やりたいことがない
  • 向いている仕事もわからない
  • そもそも就活というシステムに疑問がある

働くことに納得をしていないと、就活ができないようになってしまいます。

こんなときはまず、色んな人の意見を聞いて視野を広げてみてはいかがでしょうか?

世の中には充実しながら仕事をしている人もいるし、社会人になってからの方が楽しい人もいます。

また仕事は仕事と割り切って、プライベート重視で過ごす人も増えていますね。

特に今では働き方に多様性が出ているので、あなたが違和感を覚えない働き方が見つかるかもしれませんよ。

② 就活ができる気がしない!怖いから就活できないという声も

できれば就活を始めたいが、自分にはムリだと決めつけている。

こんな学生も就活ができないと悩んでしまう傾向にあります。

  • 面接が怖い
  • 他の学生と比較されるのが嫌
  • 自分なんかを求める企業なんてない

このように自信がないとモチベーションも上がらずに就職活動が始められないとき。

そんなときは就職活動のステップを細かく分けて考えることをおすすめします。

就職活動と一括りにすると漠然として難しく感じてしまうんですね。

でも就職活動をステップに細かくわけることで、『やるべきこと』がハッキリするので手を付けやすくなります。

(ステップごとのコツについては、後で詳しくお話しします。)

もともと就職活動は、1回だけ成功すればいいマラソンのようなもの。

不採用通知が何度もきたとしても、全く問題ではありません。

あなたが働きたいと思える会社から1つ内定をもらえばいいので、『不採用=失敗』というイメージは間違っています。

不採用通知は相性の不一致みたいなものなので、重く受け止めない方が就活にも取り掛かりやすいですよ。

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③ 就活中にトラウマになった出来事がある

最初は不安ながら就活をスタートできた。

でも選考中で圧迫面接を受けたり、何度も不採用にされて心が折れてしまう人もいます。

途中で就活ができなくなり、悩む学生も多いんですね。

就職活動は勝率は関係なく、最終的に1勝を挙げれば良いんですね。

どれだけそう言い聞かせても『不採用』と判断されるのは、『社会から必要とされていない』と言われてる気がします。

こんなときはオファー型の就活支援サイトを利用するのがおすすめ。

逆に会社からあなたを見つけてオファーしてもらう就活なら、あなたを評価してくれる会社の選考を受けることができます。

自分が選ぶ立場になって、 就職活動を再開してはいかがでしょうか?

参考⇒スカウト型の就活サイト『キミスカ』はこちら

④ 貧乏で就活ができない?就活中にお金がない金欠状態になる

就職活動はしたいけど経済状況が厳しい学生もいます。

特に地方の学生で、都心への就職を希望している場合ですね。

セミナー・合同説明会・面接

都心で開催されるたびに電車とバスを乗り継いでいると、どんどんお金が無くなっていきます。

しかも就職活動はいつ終わるかわからない消耗戦。

財布事情がどんどん厳しくなって、お金が無くなり就活ができなくなる可能性もあります。

こんなときは頼る人や場所を探してみましょう。

親に事情を説明すれば援助してもらえるかもしれません。

それに大学生だと奨学金制度の利用も候補になります。

(私自身も奨学金制度を受けていて、お金を借りて授業を受けていました。)

逆にローンやリボ払いなどは利息が高いので頼るのは危険。

節約しようとは思わず、希望する会社に入るために安全に頼れる人を探してみる必要があります。

参考⇒ 就活のせいでお金ない大学生へ!お金かかりすぎ問題がスッキリ解決

⑤就活と卒論の両立ができない?同時進行でスケジュール管理が難しくなる

就活が長期化するとスケジュール管理も難しくなってきます。

大学生として絶対に避けられないのが卒論ですね。

秋冬になると卒論の準備も必要になり、就活との両立が難しくなります。

さらにお金がないからと、土日に短期バイトをするともっと大変。

時間に追われる日々が続くと、精神的に疲弊して就活ができなくなっていきます。

対策は就活と卒論を両立するときに、マルチタスクになるのを避けること。

マルチタスクにするほど、脳はパフォーマンスを発揮できなくなることがわかっています。

なので目の前の1つの作業に集中するシングルタスクを心掛けた方が、結果的に成果が出やすいんですね。

また就職活動に対しては、不要な作業を辞めることで効率化することもできます。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

参考⇒就職活動は何とかなる?適当で受かる人の共通点

⑥ うつなど病気が悪化して就活できないとき

就活が長引き卒論との両立で休む暇がない。

そんな日々が続くと真面目な学生だと、うつなど体調を壊してしまうケースもあります。

こんなときは無理に就職活動を続けるのは危険。

面接などのストレスで、さらに悪化するリスクがあるからです。

まずは病院へ行き、体と心を休めること。

そしてキャリアセンターへ行き、今後のスケジュールや進路についても相談すると良いですよ。

参考⇒就活でうまくいかなかったらどうする?失敗した後の選択肢

⑦ HSPで就活できないときはどうする?

私自身がHSPで学生時代に悩んでいました。

正直に言うとHSPだと就活のストレスも他の学生より影響を受けやすいです。

なのでまずはスケジュール帳に休息を入れるようにすること。

私が就活中に足を運んでいたのが神社でした。

神社は緑が多く、騒音もありません。

都心にも神社はあるし、その周辺は静かなことが多いので、よく足を運んでいましたね。

あとは合同説明会やセミナーなどは、選考で必須でない限りは参加しないこともできます。

電車も通勤時間をズラして混雑は避けることはできます。

周囲の刺激を0にすることはできませんが、減らす工夫は意外とできました。

ノイズキャンセリングのイヤホンを買って、周囲の音を遮断するのもストレスが軽減されますよ。

怖くて就活できないとき!就職活動をステップごとに分ける

就職活動の全体像が見えないから、何から取り組めばいいかわからない。

そんな理由で就活ができないときのために、就職活動をステップごとに分けてみました。

そしてステップごとの最初にすることや、効率化できるおすすめのコツも紹介します。

①自己分析をしよう!自己PRで大事なのは客観視

就職活動でまず最初に行うのが自己分析ではないでしょうか。

  • どんな業界が良いのか
  • どんな働き方をしたいのか
  • どんな大人になりたいのか
  • どんなキャリアを気づきたいのか
  • 自分の強みは?弱みは?
  • 自分の長所は?短所は?

このように自分が望んでいるものをハッキリさせること。

そして就職活動でアピールできるように、文字通り自分を分析していく作業。

気を付けたいのは自己分析に終わりがないことですね。

『ここまでやればいい』というボーダーラインが見えないので、時間をかけすぎないようにしましょう。

自己PRで必要なのは客観視です。

あなた自身が思う自分の強みではなく、社会から見たあなたの強みを知ることが大切。

そのために使えるのがスカウト型の就活サイトになります。

スカウト型の就活サイトとは、通常の就活とは逆で、会社が生徒を見つけてオファーをかけていく流れとなります。

だから企業から見て、あなたのどこが強みとなるかのヒントが隠されていますよ。

自分に有利な業界や業種もわかりますし、業界研究などに使う時間も効率化できます。

参考⇒スカウト型の就活サイト『キミスカ』の詳細はこちら

②業界研究・企業研究はNG項目から探すのも良い

次は業界研究や企業研究に入ります。

どんな業界や業種を希望するのか、そして実際にどの企業に応募するのかを決めていく作業ですね。

『やりたいこと』が明確ならスパッと決まりますが、そうではない学生の方が多いのではないでしょうか。

私が実際にトライした方法が『NG項目』や『働きやすさ』から企業を絞るという方法。

やりたいことはなかったのですが、『営業はしたくない』など『やりたくないこと』だけはハッキリしていました。

なので避けるべき業界や避けるべき業種を先に決めて、残ったものからリサーチをしていくとスムーズでしたよ。

それでも、どんな企業を選べばいいかわからないときは『働きやすさ』で見るのがオススメ。

仕事や働き方は時代によって変わるし、あなた自身が楽しみを覚えていく可能性はあります。

ただ働く環境は、あなた一人の努力で変えるのは難しいんですね。

なので長期的に働きやすい制度があるかで、会社を選ぶのも賢い選択と言えます。

働きやすい会社の特徴
  • 残業が少ない
  • ワークライフバランスが取れている
  • 有給消化率が高い
  • 転勤が少ない
  • 副業OK
  • 自宅からのアクセスが良い
  • 上下関係が厳しくない
  • 育児休暇がある(出産後に復職しやすい)
  • 時短勤務制度
  • 教育・研修制度が充実
  • リモートワークに対応
  • 離職率が低い

やりたいことがハッキリしていれば、業界研究も企業研究もすぐに終わります。

でも『やりたいことがない』という場合は『絶対にしたくない仕事』や『働きやすい制度』でリサーチを進めていきましょう。

それまでとは違った角度で企業を知ることで、新しい発見があるかもしれません。

参考⇒就活はどこでもいいと考えるリスクや、自分に合った企業の探し方

③ Webテスト(SPI)の対策をしよう!筆記試験の勉強も最低限でOK

選考途中にあるのが筆記試験。

SPI対策を行わないと、選考で足切りをされてしまいます。

特にSPI対策は賢さというより慣れなので、対策をすれば結果が出る分野。

適性テストなどで誠実に回答しているか(回答に矛盾がないか)を見ているので、正直に答えることが重要です。

SPI対策のコツとしては1冊の参考書に頼らないこと。

図書館で何冊も借りられるので、できるだけたくさんの参考書を借りましょう。

すると問題の傾向がわかるし、どの参考書にも掲載されている問題形式は、本番でも出てくる可能性が高いことがわかります。

SPIは勉強と言うより訓練なので、一度慣れたら大丈夫。

どうしてもスコアが伸びなければSPIを参考にしない会社を受けることもできます。

④ 男性・女性ともには第一印象はマイナス要素を消す

面接の前に就活に必要なスーツや持ち物を準備する必要があります。

見た目を整えるときに意識したいのがマイナス要素を消すこと。

『優秀そうに思われよう』とすると、それは面接官によって個人差もあるし難しいです。

でも『マイナス要素を消す』ことなら、誰の目から見ても同じなので、まずはそこから対策をするのが効果的。

マイナス要素のチェック項目
  • スーツのシワ
  • 靴の汚れ
  • 肩にフケ
  • 長い爪
  • 鼻毛
  • ヒゲのそり残し
  • 寝ぐせ
  • 第一ボタンを閉めている

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⑤ 就活で面接ができないと悩むときの2つの対策

面接が得意な学生はそういないと思います。

緊張してガチガチになっている学生も多いです。

ただ私が社会人になってから気づいたことがあります。

それは自信満々の学生より、緊張してぎこちない学生の方が誠実さが伝わるということ。

なのでまずは『緊張=ダメなこと』と思わないようにしましょう。

どうしても面接が不安なら2つの対策があります。

まず1つ目はテンプレを用意しておくこと。

面接は聞かれることがパターン化されています。

なので『○○と聞かれたら□□と答える』と決めておくと、面接中にテンパることも減ります。

2つ目の対策は客観視するという方法。

スマホを用意して自分を撮影して、自宅で模擬面接をしてみるんです。

あとでスマホで模擬面接の動画を見返すと、それまでは気づかなかった反省点が見つかるはず。

『こんなに滑舌が悪いの?』『大きい声を出してるつもりだたのに…』などなど。

面接官は、スマホのカメラ越しに見たあなたの姿を見ています。

なので手ごたえよりも、面接官にどう見えたのかを知る方が重要なんですね。

そのためにもカメラを使って模擬面接を撮影し、第三者視点で自分の質疑応答をチェックしてはいかがでしょうか?

このように就職活動をステップごとに細かく分けると、何をすればいいかが見えてきます。

取り掛かるのが遅いほど厳しい戦いとなるので、今日なら何ができるかを考えて今から対策をしていきましょう。

参考⇒ 大学4年で就活を何もしてないのは変?就活の最短ルート

就活したくないけど働きたいときはどうする?

どうしても就活ができない!でも働きたい。

そんなときは就職活動をしない(できるだけ減らして)で働くという方法もあります。

①会社に選んでもらう

1つ目の方法は先ほどから何度が出ているスカウト型の就活サイトを利用すること。

あなたに興味を持ってオファーをかけてくれる企業に応募することで、内定がもらえやすくなります。

もしスカウト型の就活サイトから来たオファーの中で、あなたも働きたいと思える企業があればラッキー。

登録するだけなら損はないので、今のうちに利用できる状態にしておくと良いですよ。

参考⇒スカウト型の就活サイト『キミスカ』の登録はこちら

②インターンから内定をもらうという流れもある

時期が早ければインターンとして会社で働き、そのまま正社員として迎えられるケースもあります。

純粋にインターンとしてのみ募集している企業もあるので、どちらなのかを事前に確認することは必須。

インターンとして働けば、その会社が自分に合っているのかも確かめられるので、就職後のミスマッチもありません。

働きたい企業がインターンを募集していたら、応募してみるのも良いですね。

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③正社員登用のバイト採用という方法

3つ目はバイトとして働くというケース。

インターンと似ていますが、最初にアルバイトとして数カ月働いて正社員になるという流れです。

就活サイトではあまり見かけませんが、バイトの求人サイトでは頻繁に目にしますよ。

『正社員採用あり』の条件を指定すれば、将来的に正社員として働ける可能性がある求人が出てきます。

バイトの面接はありますが、就職活動としての準備は少なくて済みますね。

最終的に就活ができなかったら?どうしても就活をやりたくない人の選択肢

就活ができないと悩みながら、最後まで就活ができなかったとき。

そんなときは残された選択肢から、どれかを選ばないといけません。

働こうとしているなら『第二新卒・就職留年・公務員試験対策をする』などを検討しましょう。

あとは先ほどお話しした正社員採用を前提としたアルバイト求人に応募する方法も。

もし学び直したいと考えているなら『海外への留学・学校の休学』なども候補になります。

全く違う学問を学べる大学に入り直したり、専門学校に入るという学生さんもいますね。

あとは従業員として働かない選択肢としては『起業・結婚』などもあるかもしれません。

起業にしても最初は副業から育てた方がリスクが少ないし、卒業後にすぐ結婚するのもリスキー。

この選択肢に関しては、よほどの覚悟が必要となります。

参考⇒大学卒業後に就職しないのは変?就職以外の7つ道

就活したくないのは甘えじゃない!無理をしない範囲で就活を細分化しよう

就活ができないと悩むのは、あなただけではありません。

無理やり就職活動を初めても心身の負担は大きいし、就活が長期化すればするほど苦しくなります。

なのでまずは休息する時間をスケジュールに組み込んで、最初から休む時間を確保すること。

そして就職活動をステップごとに細かく分けて、『これならできそう』と思えるような工夫をしましょう。

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