就活でうまくいかなかったらどうする?失敗した後に、残された選択肢

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全然、就活でうまくいかなかった…

大学4年生のメインイベントである就職活動。

多くの学生が参加しますが、全員が納得できる結果になるわけではありませんよね。

当時の私も就活で惨敗しましたし、第一志望の企業や業界に内定をもらえる学生の方が少ないかもしれません。

そこで今回は『就活でうまくいかなかった』ときに、残された時間で何をすればいいかを考えていきます.

就活で失敗するパターンや、どんな選択肢が残されているか。

そして失敗した絶望感から、どうやって立ち直ればいいかをお話しします。

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就活でうまくいかなかったと感じる3つの瞬間

就活でうまくいかなかった

このように『就活が失敗だ』と感じる瞬間は、次の3つのシチュエーションが多いです。

あなたはどのシチュエーションで挫折感を味わいましたか?

① 第一志望の面接でうまくいかなかった

まず最初に挫折感を味わうのが、第一志望の企業に落ちたときではないでしょうか。

多くの業界を研究し、その中から一番働きたい会社が見つかった!

ドキドキしながら選考に応募したけど、結果は不採用。

こんなときに『就活は失敗した』と感じる学生は多いです。

私自身も第一志望の某金融機関に3次選考で不採用となり絶望。

『第一希望以外はどこでもいい』とまで考えていたので、かなりショックでしたね。

ただ後になってわかることですが、『第一希望の企業に採用されたから成功』というわけでもありません。

同窓会に行くと気づきますが、すぐ内定をもらった同級生が幸せそうに働いているかというとそうでもないんです。

充実した社会人生活を送れているかと、第一志望の企業に受かったかは、全く関係性がありません。

今はショックかもしれませんが、将来的にはあまり影響はないことが、後になってわかります。

② 就活自体がうまくいかなかった

社会人の後悔

私が感じた2度目の挫折感が、大学4年の秋ごろでした。

何十社も選考に応募したのに採用されず。

その年の就活がうまくいかなかったと感じて、『もう社会から必要とされていないのかも』とさえ思ったんです。

このように多くの企業から不採用だと言われた時、失敗したという挫折を味わうことになります。

この時期になると就職以外の選択肢も、いろいろと考えなければいけませんよね。

大学院に進むのか、既卒として就活を続けるのかetc

自分の本音と向き合いながら、現実的な選択肢を絞っていきます。

(残された選択肢については、あとでお話しします)

また内定はもらったけど、本当に働きたいと思っている会社ではないという納得していない学生もいるはず。

このように消化不良を感じている学生も『うまくいかなかった』と、就活に納得できていないとモヤモヤしています。

こういった状況だと、残された選択肢を踏まえて、今後の就職活動の方向性を決める必要がでてきます。

【例外】就職後に『失敗だった』と初めて知るパターンも!?

就活がうまくいかなかったと感じる例外的なケースとして、出社後に感じる人もいます。

第一志望の企業や業界に内定をもらって、胸を躍らせながら新社会人として生活をスタートさせた。

でも実際に働いてみると『想像してたときと全然違う』と困惑。

理想と現実の違いから『実は僕の就活は失敗だったんだ』と気づいてしまうんですね。

大学4年生のころは成功したと思っていても、それが真実である保証はありません。

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就活が失敗と感じる瞬間
  1. 第一志望の企業に不採用だったとき
  2. 就活で内定がもらえないまま時間が過ぎるとき
  3. 出社後に『合わない』と気づいたとき

就活の失敗=人生終わりじゃない!うまくいかなかった後の8の選択肢

先ほども言った通り、就活に失敗したことで人生が終わりになるわけじゃありません。

新卒で入社した学生も3年以内に3割が離職しますし、残りの7割も全員が充実しているわけではありません。

ただ就活で内定がもらえない状態が続くと、就活以外の進路も考えないといけませんよね?

そこで次は就活でうまくいかない学生に残された進路を、8パターン挙げていきます。

将来的なメリットデメリットも考えながら、どの選択肢を選ぼうか候補を絞っておきましょう。

① 既卒・第二新卒として就活に再トライする

このまま就職活動を続けて、内定がもらえない場合。

そんな状況に置かれた学生の多くがとる選択肢は『第二新卒として就活をする』というもの。

今の日本では有効求人倍率は1.6倍となっています。

要するに1人当たり1.6倍の求人があるということ。

なので粘り強く就職活動を続けることで、あなたを求める会社と出会える可能性は高いです。

(今なら第二新卒として就職活動するのも珍しいわけではないですし。)

もし就職活動を続けるなら、これまでとは違った角度で就活も検討しましょう。

私個人が役立ったのがスカウト型の就活支援サイトでした。

企業側から学生にオファーが届き就職活動ができるサイトで、自分の強みや需要がある業界に気づくことができたんです。

企業側の視点から、自分の強みがわかるので、登録して置いてオファーだけチェックするのもアリ。

オファーが届いたからといって応募する義務はないので、気軽に使うことができますよ。

参考⋙スカウト型の就活支援サイト『キミスカ』の詳細を見てみる

② 就職留年をして就活を続ける

就職活動を続けるにしても、既卒には抵抗がある。

そんな学生が取る進路が『就職留年』という選択肢です。

単位は足りているけど、あえて留年して新卒というカタチで就職活動を続けるパターン。

多くの企業は就職留年にマイナスのイメージを持っていません。

第二新卒と同じく、就活を続けたい学生の代表的な進路の1つと言えます。

もし就職活動を続けるなら、先ほどお話ししたようなスカウト型の就活支援サイトも検討しましょう。

さらに今まで不採用になった原因を挙げて、1つ1つ克服していくのもオススメ。

弱点を克服した数だけ内定が近づきますよ。

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③ 大学院へ進み、院生として就職活動をする

留年は嫌だという学生が取る選択肢が『大学院に進む』という方法。

院生になり、大学院1年の秋冬からまた就職活動を始めるという方法もあります。

メリットは院生として心機一転で就活を始めることができること。

会社側からも大学4年のときに就活がうまくいかなかったとは気づかれません。

デメリットは試験をパスしないといけないこと。

そして院生になったとしても、ゆっくりしている暇はなく、またすぐに就職活動が始まることですね。

専攻への興味があり、もともと院も考えていたのなら、この機会に検討するのは良いことです。

④ 公務員試験も視野にいれる

民間企業ではなく公務員として働くことを視野に入れるという方法もあります。

公務員試験に受かれば、一気に公務員としての進路が見えてきますよね。

メリットはもし公務員になれたら、今後の収入が安定すること。

デメリットは今から公務員試験対策を始めるので、時間的にも体力的にも大変なことです。

勉強が得意だけど、面接が苦手という学生には向いています。

就職後も公務員試験は受けることはできますが、勉強する時間をたっぷりとれるのは今でしょう。

やるやらないは置いておいて、公務員の仕事に興味が持てるかを調べるのは良いことです。

いくら安定した収入があっても、やりたくない仕事を何十年するのはシンドイですし。

参考⇒就活できないのは甘え?したくない人の選択肢

⑤ 大学・専門学校に入り直す

自己分析や企業研究を進めるなかで、『この業界が良いな』と思っても手遅れというパターンがあります。

当時の私がそうで、インテリア業界に興味があったのですが、専攻は経済学部でした。

なのでインテリア会社に就職できたとしても、デザインを考える仕事には就けず、営業職しか残されていなかったんですね。

こんなときに諦めきれないと、専門学校へ入り直す必要も出てきます。

私の友人でも、カウンセラーに支えてもらったことをキッカケに、文学部に入り直した人もいます。

多くの業界に触れて、『もう一度、学び直したい』と考える大学生も一定数はいますよ。

⑥ 転職を見据えて就職をする

経済的な事情で、就職活動を長引かせることができない人もいます。

そんなときは、とりあえず内定をもらい就職して、転職を視野に入れるという選択肢もあります。

今は1つの会社で長く働くという価値観ではありません。

むしろ転職しながらキャリアを作っていくという時代です。

それを考えると最初から希望通りの会社ではなくても、最終的に働きたい企業や業界へ繋がる会社でキャリアをスタートするのも立派な戦略。

既卒や留年・院に進む・専門学校へ入り直す

これらは全て時間とお金を必要とします。

時間的にも金銭的にも余裕がないときは、転職を見据えた就職というのも検討しましょう。

参考⇒就活はなんとかなる?気軽に受かる人の共通点

⑦ いきなり起業ではなく副業からスタートするのが正解

働きたい会社から内定がもらえなかったからと、起業を目指す学生もいます。

ITが普及したことで、良いサービスを作れば、世の中に一気に浸透する時代。

YouTuberやインフルエンサーなど、今では個人でスタートできる職もあります。

もちろん起業も素晴らしい選択肢なのですが、一つ注意点があります。

それが経済的な問題。

いきなり起業するとお金の問題が避けられません。

働く場所を確保するにも、人を雇うにもお金が必要です。

なので学生の間にいきなり起業するのはリスクがあるんですね。

そこで私がオススメするのが、副業から始めるという方法。

実はネットフリックスやGoogleを作った人も、もともとは副業からスタートさせているんです。

起業して一発逆転というパターンではなく、サラリーマンとして安定した給与をもらう。

そして休日の時間を使って副業から始めて、軌道に乗ったら会社を辞めるというのが、リスクが少ない起業です。

将来のリスクを減らすためにも、いきなり起業ではなく、とりあえず内定をもらって就職。

安定した収入を確保した上で、起業の準備をするという方が現実的です。

参考⇒大学4年からでも間に合う就活の最短ルート

⑧正社員登用があるバイト求人でフリーターとして働く

就職活動のゴールは正社員だけではありません。

求人の中には『アルバイト後に正社員登用』という募集もあります。

3カ月~半年アルバイトとして働き、お互いに問題がなければ社員として働くという流れ。

もし企業研究をしていて『どの会社がいいのかわからない』と悩むなら、この正社員登用のバイト求人も検討する価値があります。

お互いに試用期間を作るのでミスマッチが起こらないのが、この選択しのメリット。

もちろん職場が合わなかったときは、また就職活動を始めるというデメリットはあります。

それでも正社員として働き始めてすぐ離職するよりは、精神的なダメージは少ないです。

正社員登用がある求人は、就活支援サイトだけではなくバイト求人サイトにもあります。

視野を広げるという意味も込めて、アルバイトの求人サイトもチェックしてみませんか?

参考⋙バイトルで正社員登用の求人を見てみる

【例外】就活の失敗によるショックでニートに?

就活が上手くいかないと、世の中から必要とされていない錯覚に襲われます。

あくまで錯覚なのですが、真面目な方は『自分は働く価値がないんだ』と思ってしまうことも。

そんな学生は就活を断念し、卒業後にニートになってしまうケースがあります。

高学歴ニートという言葉もあるとおり、優秀で真面目な人ほど挫折から立ち直れないんですね。

私の同級生でも国立に入ったけどニートになった人がいました。

その後にアルバイト先から正社員の声がかかり就職したようですが、『無駄な時間だった』と悔やんでいました。

ニートを選ぶなら、先ほどのように正社員登用の可能性があるアルバイト求人を選ぶという方法もあります。

『就活の失敗=人生の失敗』ではないとのは、大人になれば誰もがわかること。

でも現在進行形で就活が上手くいっていないと、人生の失敗のように感じてしまう学生もいます。

このように就職がうまくいかなかったとしても、多くの選択肢が残っています。

就職以外の道もありますが、後悔しない進路を選びたいですね。

参考⋙大学卒業後に就職しない人が取る進路とは?

どの選択肢が良い?
  1. 既卒で第二新卒として就活をする
  2. 就職留年をする
  3. 大学院に進む
  4. 公務員試験も視野にいれる
  5. 専門学校へ入り直す
  6. 転職を見据えて一時的に就職する
  7. 起業(最初は副業から始める方が良い)
  8. 正社員登用があるバイトでフリーターとして働く

ニートになる学生もいる…

就活の失敗により絶望感が!どうすればいい?

先ほどお話ししたように、就活がうまくいかなかったとしても、多くの選択肢が残っています。

ただどの選択肢を選ぶにしても、今の上手くいかない状況から立ち直る強さが必要ですよね。

では就活が上手くいかないときに、どのように精神的に立ち直ればいいのでしょうか?

心理学的にも使えるテクニックをもとにお話しします。

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他の就活生と比較する劣等感が消える『視点の変え方』

就活を失敗すると、上手くいった周りの就活生が羨ましく見えますよね。

劣っている気分になったり、SNSを見て卑屈になってしまう自分に気づくかもしれません。

ただ先ほどから何度も言っているように、短期的な比較ってあまり意味がないんですね。

第一希望に内定をもらった学生が、すぐに離職して第二新卒として就活するかもしれません。

パワハラでメンタルを病み会社を辞めて、他の会社でも働けなくなるかもしれない。

将来のことは誰にもわかりませんが、その後のことを考えると『就活の成功=人生の成功』ではないんです。

このように物事を長期的な目線で見るのはすごく大切なコト。

他人との比較や、過去の後悔は意味がありません。

もともと就職活動は料理の相性みたいなものなんです。

料理が失敗するのは具材そのものに問題があることより、具材や調味料の相性によるものが大きいですよね?

就職活動もそれと同じで、あなたに問題があるのではなく、あなたと企業の相性が合わなかっただけです。

参考⋙就活が頑張れないときのリフレッシュ方法や対策

就職を”目的”から”手段”に変える

希望する会社から不採用と言われれば、誰だって落ち込みます。

ただ就職活動に失敗したからといって『人生のレールから外れた』と思うのは幻想。

そもそも目標には上位目標と下位目標があるんですね。

例えば『世界中を飛び回りたい』という上位目標があったとします。

そして『外資系企業に就職する』という下位目標を設定した学生がいたとします。

この学生は外資系の企業に内定がもらえなかったら、『世界中を飛び回る』ことはできなくなるでしょうか?

答えは『NO』

別に旅行で好きな国に行けばいいし、フリーランスになって海外に住むこともできます。

誰かと結婚して定年を迎えてから世界一周旅行をしても構いません。

このように下位目標が達成されなくても、上位目標を達成する手段はいくつでもあります。

なのであなたも就職活動を上位目標の”目的”ではなく、下位目標の”手段”としてとらえましょう。

やりたい仕事ではなく、生きたい人生を描き、それが実現できる会社を探し直すんです。

別に『夢=仕事』である必要はありません。

上位目標を描くことで、目先の失敗にも必要以上に悩まなくなりますよ。

参考⋙就活はどうでもいい?こだわりがない人のリスク

成果より成長。”なぜ”ではなく”何”

『なぜ選考に落ちたのか』

そう考えると、どんどん自分に自信がなくなってきませんか?

  • 能力がないから
  • 将来性がないから
  • 見た目が悪いから

こういうときは”なぜ”ではなく”何”が重要になってきます。

『何が足りないから就活が上手くいかないのか』を考えると、対処できる問題が出てきます。

  • 資格など目に見えるスキルの証明
  • 面接でのトーク力
  • サイズ感がピッタリなスーツ

“なぜ”不採用かを考えると、人間性など変えようがないことを悔やんでしまいます。

でも”何”が不採用につながったのかを考えると、今後の改善点が見えてくるんですね。

なので『就活を失敗させたのは何が原因か』を考えることが大事。

何かを特定できれば、その対策をするだけで内定が近づいてきます。

就活を失敗して辛い時
  1. 将来的な長い視点で考える
  2. 上位目標を再認識する
  3. “なぜ”ではなく”何”を考える

就活がうまくいかなかったとしても大丈夫!どんな人間になるかを考えよう

就活が上手くいく学生の方が少ないです。

もがいて苦しんでいるのは、あんただけではありません。

まず今後の進路について、色んな選択肢があることを知りましょう。

どれが現実的か、逆にどの進路は選びたくないかを頭の中で考えるだけでもOKです。

今後も就活を進めるなら、視点の変え方が重要になってきます。

  1. 人と比べないように長期的な視点を持つこと
  2. 目先の失敗にとらわれないように上位目標を持つこと
  3. “なぜ落ちたか”ではなく”何が不採用につながったのか”を考えること

この3つを意識するだけで必要以上にネガティブになるのを防げます。

そしてブレない軸を持ち、1つ1つ内定に向かって歩き出すことができますよ。

参考⋙就活のせいでお金がないとき、どうすればいい?

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