周りは必至なのに、私は何もやってない…
大学4年になると本格的に選考が始まる就職活動。
それなのに自分だけ就職活動の対策を何もしてないと、『私だけ?』と取り残されてる気分になりませんか?
今回は大学4年の4月以降の就活法を紹介します。
このまま何もしないでいるリスクや、今から巻き返すための最低限の就活を解説。
また就職活動に取り組んでいる中で、感じやすい悩みや疑問にもお答えします。
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大学4年で就活を何もしていないのは変?
そもそも大学4年になっても就活の対策を何もしてないのはオカシイのでしょうか?
何もしないでいる大学4年生の割合や、このまま何もしないでいるリスクについて見ていきます。
結論から言うと、大学4年の4月になって就活対策をしていなくても、特別に珍しいわけではありません。
一般財団法人雇用開発センターのアンケートによると、面接に参加した学生の割合は以下の通り。
3月から4月にかけてが多いですが、5月以降も面接を受ける学生はいます。
なので大学4年の4月時点で就活の対策を何もしていなくても、特別に珍しいことではありません。
これから就職活動をして巻き返すことはできます。
今からでも間に合うのは確かですが、これ以上就職活動を引き延ばすのは危険です。
現時点でさえ、早期で募集する企業の面接は受けることができていません。
これ以上先延ばしにすると、今後も面接を受けられる企業は減っていきます。
そしてさらにリスクになのが、焦ってミスマッチが起こりやすいということ。
『早く内定が欲しい』と焦ることで、とにかく内定をもらることだけを考えて企業を探す。
その結果、自分とは合わない社風で就職後に悩んだり、最悪の場合だとブラック企業に入社してしまうかもしれません。
(内定先が決まらなければ、既卒として就職活動をもう1年やることになりますし)
このように今から就職活動を始めないと、3カ月後、半年後、1年後の自分に負担をかけることになります。
- 今からでも間に合う
- でもこれ以上は先延ばしにするとヤバい
こんなときに、就職活動の何から手を付けたらいいか迷ってしまいますよね?
そこで今から『出遅れた学生向けの就活スケジュール』を紹介します。
できるだけムダを省き、効率の悪い就活対策は削ってお話ししますね。
- 面接は今からでも間に合う
- ただこれ以上先延ばしにすると危険
- 今日から、今できる範囲内で就活をスタートする
就活を何もしてない大学4年生へ!今から始める最短就活ルート
では次に『今日から始める就活の最短ルート』を解説していきます。
細かく分けると以下の6のステップとなります。
これから行う就職活動の参考にしてください。
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まずは大まかでいいので、就職活動の流れを頭の中に入れておきましょう。
全体像を把握していれば、途中でズレたことをしていたら気づけるし修正ができます。
一般的な就活の流れは以下の通り
- 業界や業種を調べる
- 自己分析
- インターン
- OB・OG訪問
- テスト対策
- エントリーシート作成
- 面接・選考開始
ただ大学4年生からとなるとインターンやOB・OG訪問をするのはタイミング的にも時間的にも厳しい。
そこで私は大学4年生向けの就活スケジュールとして、以下の流れをおすすめします。
- スカウト型の就活サイトに登録する
- そこから興味がある業界や企業の選考に応募
- 企業からみた自分の強みを知る
- 選考に応募して、選考当日までに準備をする
(ES作成・持ち物の用意・筆記対策) - 説明会や面接が始まる
大学4年生から就活を始めるとなると、企業への応募と並行しながら、自己分析や業界研究をする必要になります。
そこで役に立つのが、第三者から見たあなたの強み。
そしてその強みを知るキッカケに使えるのが、スカウト型の就活サイトです。
本来なら自己分析や企業分析から入るのが就職活動の定番。
ただ大学4年の4月以降となると、すでに面接が進んでいます。
なので現実的な流れとしては、できるだけ早く、あなたに向いている業界や職種の傾向を知る必要があるんですね。
そのときに使えるのがスカウト型の就活支援サイト。
一般的な就活支援サイトは自分で条件を指定して、会社を見つけて、説明会や面接の応募をします。
ただスカウト型の就活支援サイトは、企業があなたを見つけてオファーをかけるという流れ。
そのスカウト型の就活支援サイトを利用するメリットは3つあります。
まず1つ目は、あなたの強みを活かせる業界や職種の傾向がわかるということ。
スカウト型の就活支援サイトから届いたオファーを見ていると、業界や職種が偏っていることに気づきます。
このことから、あなた自身が活躍できそうな業界が、企業側の視点でわかるというメリットがあります。
2つ目はあなたのアピールポイントがわかるということ。
学生時代にしていたことのなかで、何がアピールに繋がるのかは自己分析で気づくのが一般的。
でもスカウト型の就活支援サイトを使えば、オファーをかけた企業を見ることで、あなたの何に魅力を感じたのかを知ることができます。
ちなみに私はキミスカを使うことで『経理』の需要が高いことを初めて知りました。
『文系=営業』とばかり考えていたのですが、大学時代に取得した日商簿記2級のおかげで経理のオファーが多かったんです。
『2級はアピールにならない』と勝手に思ってましたが、それが間違っていたことに気づかされました。
3つ目のメリットは、単純に内定がもらえやすいということ。
オファーが来た企業の中で『ココ、良いかも。』という会社が見つかれば、超ラッキーです。
あなたを必要としてくれている企業なので相思相愛の状態となり、選考がスムーズに進む可能性が高いです。
公式サイト⇒スカウト型の就活支援サイト『キミスカ』の特徴はこちら
- 来たオファーから向いてる業界や職種がわかる
- 来たオファーから自分のアピールポイントがわかる
- 興味がある企業があれば、選考が有利
スカウト型の就活支援サイトからオファーが来ると、あなたに向いてる業界や職種の傾向がわかります。
『またこの業界からオファーが来た!』
『オファーの内容が、○○の職種ばっかり』
これは将来的にあなたが活躍できる業界や職種の可能性が高いです。
なのでオファーが来ていない企業でも、同じ業界なら選考に残る可能性が高いと考えられます。
このように『求められている業界や職種から、自分に興味がある仕事を探す』というのは効率的なやり方。
全ての業界や仕事を1つ1つ調べる余裕は、大学4年生ではありません。
1から調べるよりも、あらかじめ自分に有利な業界や仕事の中から、興味を持てる会社を探す方が無駄が省けます。
興味をもった業界や職種に絞って、より具体的にどんな業務内容なのかや、1日の仕事の流れを調べていきましょう。
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経験者の私から言わせてもらうと、就職活動の自己分析には終わりがありません。
1度やったら終わりというものではなく、定期的にやり続けて、少しずつ自分の本音や強みが見えてくるのも。
ただ大学4年生という時期を見ると、すでの選考が始まっていることもあり、ゆっくり自己分析をする暇はありません。
そこで使えるのが、先ほどのスカウト型の就活支援サイトです。
オファーの内容を見て、企業はあなたの何を評価しているのかを考えてみましょう。
自分で考える強みよりも、企業からみた強みの方が、面接でもアピールにつながります。
それに第三者から見た強みを語れると、『この学生は自分のことを客観的に見れているな』と面接でも判断されますよ。
なので1から自己分析をするのではなく、オファー内容からあなた自身の強みが何かを考えてみましょう。
自分が求められる業界や職種がわかった
客観的に見た自分の強みも知った
この2つを満たせれば、できるだけすぐに選考の準備が必要となります。
なぜなら大学4年生の場合は、現時点で面接の募集が進んでいるので、1日でも早く応募しないと間に合わない可能性があるから。
そこでまずは希望する企業の説明会や面接に応募します。
そして決めた日時までの期間を利用して、選考の準備に取り掛かりましょう。
選考の準備は大きく分けて3つあります。
まずは就職活動で必要なものを揃えること。
- スーツ
- カバン
- 手帳
- 筆記用具
- 証明写真
2つ目はES(エントリーシート)の作成ですね。
企業に提出するエントリーシートを書いていきます。
3つ目は筆記対策。
SPI対策をしていきます。
まず最優先でスーツやカバンを揃えて、エントリーシートを書きます。
あとは気分転換もかねて、SPIの問題を解いて傾向を知るくらいでOK。
筆記対策は終わりがないので、空いた時間に余裕がある範囲内で行うだけで構いません。
- スカウト型の就活支援サイトに登録する
- そのオファーから有利な業界や職種を見つける
- さらに第三者からみた自分の強みを知る
- 選考の応募をして、その日までに準備を行う
ここまできたら、あとは選考を行うだけです。
面接を行うときのコツは次の2つ。
まずは『不採用を失敗ととらえないこと』です。
どれだけ優秀な学生も第一志望の企業から採用されるわけではありません。
景気など運要素もあるし、努力ではどうにでもならないこともあります。
就職活動では成功確率は気にする必要はなく、1回でも成功すればいいんです。
なのでお祈りメールが来ても深刻にとらえないようにしましょう。
2つ目は面接での技術を1つずつ改善していくこと。
不採用でも気にする必要はありませんが、面接での改善ポイントはあるはずです。
なので1回面接を受けるごとに、1つの改善点を見つけて、次の選考に活かしましょう。
個人的なオススメとしてはスマホで、自分の話し方を撮影するという方法があります。
これで客観的に見た、あなたの話し方や所作がわかるので、改善点も見つけやすいですよ。
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出遅れた大学4年生が就職活動で感じる3つの壁
最後は大学4年生から、いきなり就職活動を始めたときに感じる壁についてお話しします。
その壁をどう乗り越えていけばいいかも、お伝えしますね。
それまで就職活動を何もしていなかったのに、急に就活を始めると、見えてる世界が一気に変わります。
しかもすでに選考は始まっているので、そのスピード感についていくのは大変。
環境が急に変わりすぎると、人は心身へのストレスが重なります。
なので急にモチベーションが無くなったり、頑張れなくなることがあるかもしれません。
そんなときは無理をせずに、積極的に休むことが必要です。
就職活動は短距離ではなく長距離のマラソンのようなもの。
スケジュールにも休む時間を組み込むことで、自分を追い込まないようになりますよ。
多くの企業を見ていると、自分にどんな仕事が向いているのか、どんな業界が良いのかがわからなくなります。
特に準備期間が少ないと、自分の出した結論に自信が持てないかもしれません。
そんなときは、もう一度スカウト型の就活支援サイトに集まったオファーを見てみましょう。
大切なのは客観的に見て、あなたをどんな業界が必要としているか、どんな仕事が向いていると判断されているかです。
オファーを眺めることで、自分自身を冷静に分析することができます。
その後で、あなた自身が興味がある業界や仕事を見るといいでしょう。
これまでは就職活動で”やったほうがいいこと”についてお話ししました。
最後は逆に”やってはいけないこと”について見ていきます。
まず1つ目は『他人との比較』
自己アピールするときに、周りより優れているものを探そうとするのは良いこと。
ですが選考結果を、周囲と比較するのはズレています。
先ほども言いましたが、選考結果は運要素もあり、あなたの努力だけでどうにかなるものではありません。
すんなり内定をもらった同級生も、その先の社会人生活が保障されているわけではないです。
短期的な結果を比較して比べること自体が意味のないことですよ。
2つ目は『過去への後悔』
これも『他人との比較』と同じで、いくら後悔しても、あなたの人生が良くならないので意味はありません。
『もっと早く就職活動していればよかった』と後悔しても、企業から内定をもらえるわけではないですよね。
なので後悔する時間があるなら、その時間の半分を心身のリフレッシュに当てること。
そして残りの半分で企業研究や自己分析・面接への準備に当てたほうが、将来のあなたのためです。
どうしても他人と比較してしまったり、過去を後悔するなら、その時間を先に作っておくのがオススメ。
『毎週、金曜日の21時から22時に他人と後悔して過去を悔やむ』と手帳に書いておくんです。
これだけでこの指定した日時以外に悩んだり比較して、時間が取られることが減りますよ。
大学4年で就活を何もしていないのは、まだ大丈夫。
大学4年で就活を何もしていないのは、確かに遅いスタートとなります。
でも出遅れただけで、それが就職活動の失敗に繋がるわけではありません。
大事なのは今日から何を始めるか。
少しでも就職活動を有利に進めるために必要なのが、客観的な視点です。
『自分は何をしたいのか』とは別に『自分には何が向いているのか』を知ることで、就職活動を別の視点で見ることができます。
客観視するための1つの方法としてスカウト型の就活支援サイトを利用しましょう。
オファーが来ても、その企業に応募する必要はないので、気軽に使うことができますよ。
公式サイト⇒スカウト型の就活支援サイト『キミスカ』はこちら