最終面接で交通費支給の条件だとしても、落ちる可能性はあります。
新卒の場合は、とくに交通費と合格率に関係性はありません。
なので交通費支給以外の面接官の言動などから、合格・不合格を予測した方がいいですよ。
今回は『最終面接で落ちるフラグ・受かるフラグ』について解説。
面接官の言動から、最終面接の合格予測をしていきましょう。
もし落ちたときの、翌日以降の就活の仕方についてもお話しします。
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最終面接に交通費支給でも落ちる?【新卒の場合】
最終面接でわざわざ交通費支給してもらった。
これだけでは合格率が高いとは言い切れません。
なぜなら私自身も、交通費支給で落ちた経験があるからです。
① 最終面接の合格率の目安は?交通費支給とは関係ない
一般的には面接の交通費は自己負担が多いですよね。
でも最終面接となると、だいぶ採用候補生は限られています。
それに面接官も社長や役員など、東京で仕事をしている人が多くなる。
なので遠方からの就活生には、交通費を支給するケースがあるんですね。
確かに交通費を支給してまで、最終面接に来てほしい人材である可能性はあります。
最終面接というカタチで、顔合わせがメインの場合も採用が確実視されるでしょう。
ただ大手企業の場合は、最初から交通費支給が決まっているケースがほとんど。
これから長期間、働く人材を慎重に見極めるためにも、交通費程度の出費は企業側も必要なコストとして割り切っているはず。
最終面接でも、半分くらいの確率で落ちることは覚悟した方がいいです。
② 私も過去に交通費支給の最終面接で落ちたことがある【遠方だった】
私も就職活動をしていたときに、最終面接で落ちたことがあります。
大手の通信会社で最終面接が東京でした。
大阪から新幹線で移動したので、交通費を3万円支給してもらったんですね。
ちなみにこの企業は一律支給で、新幹線代の往復で3万円と額が決まっていました。
そして最終面接を迎えましたが、残念ながら不採用に。。
なので実体験としても、交通費支給と合格率は関係ないことがわかります。
③ 最終面接で交通費支給と合格率の関係について
もちろん交通費を支給するということは、合格する期待があるという意味でもあります。
企業からの配慮があって、最終面接に残った学生を大切にしたいという思いから交通費を支給している。
それに最終面接までに学生を絞っているので、確率的に見ればこれまでの選考より期待値は上がるでしょう。
ただ大手の場合は不採用になったあとに、悪いイメージを持たれないような配慮で交通費を支給するケースもあります。
なので安易に『交通費支給=採用』とは言い切れないんですね。
交通費支給と合格率について
- 顔合わせなどの場合は採用がほぼ決まっている
- ただ大手の場合は一律支給なので合格率とは関係ない
- 実際に私を含め最終選考で落ちた学生も多い
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最終面接で交通費支給は合格フラグ?就活の予測
交通費支給が合格率とはさほど関係ないことがわかりました。
では最終面接で、面接官のどういった言動が採用・不採用に関わっているのか。
合格フラグと不合格フラグに分けてみていきましょう。
あくまで参考程度ではありますが、交通費支給の有無よりは信憑性があります。
① これって最終面接の不採用フラグ?
以下のような状況だと、就活生は自信がなくなるケースが多いです。
確かに”不合格だ”と判断されたことで起こる状況もあるんですよね。
これって不合格フラグ?
- 面接がすぐ終わる
不採用と判断されたら早く終わる(その逆もありえる) - 面接官の反応が薄い
評価が低いかも(全員にそういう態度をとっていたら別) - 質問の深堀りがない
興味を持たれていない - 自分の主張を否定される
企業とマッチしていない - 就活のアドバイスをされる
他社で頑張ってくださいという意味 - 他社の選考状況を聞かれない
採用するつもりがない
いくつ当てはまったら不合格とか、そんな目安はありません。
ただ最終面接を思い出して、これらの状況が当てはまるなら見込みは薄いかも。
② これって最終選考の合格フラグ?
一方で『好感触かも』と感じることはありますよね。
最終面接で以下のような状況になったら、期待が持てます。
これって合格フラグ?
- 質問の深堀をされた
興味を持たれている証拠 - 企業について説明を受けた
優秀な学生に選んでもらうためのアピール - 内定後の具体的な流れを話した
不採用と決まっている学生には話す必要がない - 内定の状況と志望度を聞かれる
就活生全員に同じ対応をすると決めている場合もあります。
なので一喜一憂するのは危険ですが、可能性は高いと言えるでしょう。
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最終面接で交通費支給してもらったのに就活で落ちた後の対応
もし最終選考で落ちたあとは、どうすればいいのか。
私自身の経験も含めてお話しします。
① 切り替え⇒リフレッシュ⇒分析
選考に落ちることは、就活をするときに覚悟していたはず。
でも最終面接まで進んで落とされると、ショックは大きいですよね。
私はまず『思考の切り替え』を心掛けました。
不採用が続くと『能力が足りない』と思い落ち込みがち。
そうではなく『企業と相性が合わないだけだった』と切り替えるようにしました。
こう考えると、『就職後に仕事や職場で悩まずに済んだ』とポジティブな面も出てきます。
そして睡眠時間を確保して、自然の中を散歩するなどしてリフレッシュ。
心身をリラックスさせてから、最終面接で落ちた分析をします。
- うまく答えられなかった場合は自己分析が足りなかったから
- 緊張したのは企業理解が足りず準備不足で不安だったから
このように反省点を見つけて修正すれば、また合格に一歩近づきますよね。
② 就活を再開するときは角度を変えるのもあり
就活を再開するときは、少し角度を変えてみるのもおすすめです。
就職活動では自分と企業の相性を確かめる必要がありますよね。
なので企業分析や業界の勉強をしているかと思います。
ここでさらに参考になるのが、企業側からの評価。
あなたの志望ではないけど、他の業界から高く評価されることはあります。
そこから自分の強みや、面接でアピールすることが見つかることがあるんですね。
そこでオススメしたいのが、スカウト機能がある就活サイト。
自分で探すのではなく、企業に探してもらう。
そうすれば自分を高く評価してくれる企業に出会うことができます。
スカウトが来たからと、応募しないといけないわけではありません。
ただ今までと違って、就活を有利に進めることはできますよ。
落ちたときの対応
- 『就活は相性の確かるだけ』と割り切る
- 睡眠と運動で心身をリフレッシュさせる
- その上で最終選考の反省点を挙げる
- スカウト型の就活サイトを使って自分の強みをしる
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最終選考で交通費を支給されても合格率とは関係ない!落ちることも覚悟しよう
交通費を支給するかは、事前に一律で決まっていることが多いです。
なので交通費を支給されたからと、確実に合格になることはありません。
ただ企業として出費をしてでも、選考に来てほしいと思われているのは事実。
なので最終選考で採用を勝ち取れる可能性は高いと言えます。
もし落ちたときは、気分のリフレッシュを優先させましょう。
心身をリラックスさせないと、モチベーションの低下など不調のサインが出てくるので。
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