大学はなんだかんだ卒業できる説ってマジ?単位は意外と取れる

大学はなんとなく卒業できる?

大学はなんだかんだ卒業できると考える人は多いです。

私もそう思っていて、実際に卒業できました。

講義によっては簡単に単位がもらえるので、そういった講義を選ぶと卒業しやすいです。

ただ『卒業させてもらえる』という甘い考えだと危険。

必要単位数が足りなかったり、大学4年になり講義と就活と卒論で時間が足りなくなります。

今回は大学卒業に必要な条件や難易度について確認します。

精神的に余裕をもって卒業するための、時間割の作り方も見ていきましょう。

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大学ってなんだかんだ卒業できる説はマジ?

実際に大学に入った先輩たちは、簡単に卒業したのか。

卒業率や卒業条件を見て、何となくの難易度をイメージしましょう。

① 日本人の大学の卒業率について

ある調査によると、2015 年4月に入学した学生で、2019年3月 に卒業した学生の割合は82%でした。

入学者の7% が退学・除籍、11%が大学在籍中となっています。

なので4年制大学に入学した生徒の約8割は4年間で卒業するということ。

つまり大学を卒業すること自体は難しいことではないことがわかりますよね。

これは他国と比べて『日本の大学は入学は難しいけど卒業は簡単』と言われる理由になります。

真面目に講義を受けてテスト対策をしていれば、卒業はそこまで難しくありません。

では実際に大学を卒業するために、どんな条件が必要になるのでしょうか。

② 大学を卒業するための条件について

大学4年で残り20単位

大学卒業に必要な条件は各大学によって変わります。

ただ共通しているのは単位数を取得すること。

多くの大学では、卒業の条件として128単位前後の取得が必要とされています。

単純に4年で割ると32単位が必要となりますね。

前期と後期で分ければ16単位ずつ取れば卒業できる条件を満たします。

ただ実際は1年~2年の間にもっと単位を取らないと卒業は厳しくなります。

なぜなら大学4年になると、就活や卒論の準備があり授業が取れなくなるから。

また必須科目や選択科目などの調整が入り、時間割を埋められなくなることもあります。

なので1年~2年の間に、少し多めに単位を取るのがおすすめ。

簡単な講義も用意されているので、そういったもので単位を稼ぐという方法もあります。

(簡単な講義の探し方はあとで解説しています)

私も就活前にたくさん単位を取り、大学4年の前期は就活に専念しました。

後期は暇だったこともあり、興味がある講義をたくさん取っていました。

必要単位数ギリギリで卒業するのはリスキーなので、少し余分に取った方が良いですよ。

参考⋙大学を卒業するとき単位ぴったりはリスキー

③ 大学を卒業できた先輩たち。留年した先輩たち

8割は卒業できるので、やはり先輩たちの意見を見ても『卒業できた』という声が多いです。

例えばギリギリで卒業できたという人。

余裕をもって卒業できて、何なら大学4年で暇すぎたという意見も。

一方で単位の数え間違いで卒業できなかった人もいます。

このように真面目に講義を受けて、少し余裕をもって単位を取れば卒業できる可能性は高いです。

そこで次は単位を取るための、講義の選び方を見ていきましょう。

大学は卒業できるもの?

  • 約8割の学生は留年せず卒業している
  • 大学が指定した必要単位数を取るのが条件
  • 講義の取り方にはコツがある
  • ※ギリギリの単位数で卒業するのは危険
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大学の単位は意外と取れる?講義の選び方

大学を卒業するには単位を取らないといけない。

ただ単位には講義ごとに取りやすさがあるんですね。

実際に時間割を組むときは、難易度・興味の2つの軸で決めていきましょう。

① 単位を取るのが簡単な講義の特徴とは?

大学にはいろんな授業がありますが、単位の取りやすさはさまざまでした。

『出席さえすれば単位がもらえる』という簡単なものもあります。

一方で出席とレポートを提出してテスト勉強も必要な講義もありました。

実際に私なりに頑張ったのですが、落とした授業もいくつかあります。

大学卒業のためであれば、できるだけ簡単に単位を取れる授業を選びましょう。

1年から2年の間は、多めに単位を稼ぐ時期になります。

簡単な授業の例

  • 出席を取らず、テストのみで評価
  • 出席点の配点が多い
  • テストに教科書など持ち込み可
  • 課題レポートのみで単位をもらえる
  • 資格を取れば自動で単位がもらえる

学力に不安があるなら出席点がある授業を選んだ方がいいです。

逆にテスト対策を万全にするのなら、出席を取らない授業の方がいいでしょう。

簡単な授業は同じ学部の先輩や、同級生に聴くのが確実ですよ。

参考⋙大学の単位が取れるか不安なときどうする?

② 興味がある授業を選べば単位も取りやすい?

本

単位の取りやすさは、勉強への興味によっても変わります。

興味がないテーマなら少しの勉強でも苦痛ですよね。

でも自ら興味があるテーマを選べば、自然と前向きな姿勢で授業に望めます。

なので簡単に取れると噂の授業とは別で、あなたが興味のある授業も選びましょう。

他学部の授業であっても、選択科目で必要な単位にカウントできることもあります。

参考⋙大学4年で残り20単位~30単位なときの時間割は?

③ 科目や成績のバランス

大学によって必要な単位数は違います。

さらに細かく見ていくと、必修と選択など条件が分かれていることがあるんですね。

学部によっては必ず受けなければならない授業があります。

それとは別で体育や音楽など、どちらかを選択して選ぶ授業もあります。

時間割を組むときは、こういった科目にも注目しましょう。

必要単位数は足りていても、必修や選択のどちらかが不足して留年する人もいます。

また単位を取るために時間割をパンパンにするのも注意が必要。

サークルやバイトへの時間が取れなくなったり、テスト対策ができず成績が下がる恐れがあります。

大学では成績をGPAという指標で評価するんですね。

就活なら参考程度になりますが、奨学金などでは重視される指標です。

もし成績も上げたいなら、詰め込みすぎないように気を付けましょう。

講義の選び方

  • 単位が簡単に取れる講義をピックアップ
  • 興味があり学びたい講義も探す
  • 科目や時間割を考えながら授業を選ぶ
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大学を卒業できないケースとは?単位と卒業条件について

大学は真面目に勉強すれば高確率で卒業できます。

ただそれでも100%確実に卒業できるわけではありません。

少しのミスや不運で留年する可能性もあります。

① 単位数ぴったりは危険!1単位足りないで留年する学生は毎年いる

必要単位数が124だからといって、124単位で卒業するのは危険です。

最後に試験に落ちたら単位が足りずに留年となりますよね。

それに数え間違いで単位が足りないなんて学生も毎年のようにいます。

なので単位は少し多めに取るようにしましょう。

まずは1年~2年の間は授業を優先すること。

そして大学4年になり内定をもらったあとも暇になるので、ガッツリ授業を入れることができます。

参考⋙大学4年は単位をくれる?救済措置や温情について

② 内定がもらえず留年して新卒採用を目指す

単位がもらえていても卒業をあえてしないケースもあります。

納得した就職先が決まらなかったり、内定をもらえなかった場合ですね。

このと既卒として就職活動ができますが、留年して新卒扱いで就職活動することもできます。

近年の大学生の就職内定率は86.0%。

100人学生がいれば14%は内定をもらえていないことになります。

就職活動に専念するためにも、1年~2年のうちに単位をたくさん取っておきましょう。

大学4年になってから単位が足りないと、卒論・就活・授業とスケジュール調整が難しくなります。

参考⋙大学4年で留年しそう!卒論や就活への影響と学費の解決策

③ 大学在宅中に卒業以外の進路を選ぶ

『卒業しない=卒業できない』わけではありません。

例えば在学中に夢を叶えようとしたり、別の夢ができる可能性もあります。

大学院に進学したり、専門学校へ通い直すこともありえるでしょう。

会計士や弁護士など資格の勉強に専念する学生もいます。

フリーランスになったりフリーターとなる選択肢もある。

こういった別の道を選ぶ人も、卒業しなかった人にカウントされます。

卒業しない理由

  • 単位が足りない
  • 内定がもらえなかった
  • 進路を見つめ直した
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大学は卒業しやすいが油断は禁物!単位は最初に稼ごう

大学は真面目に勉強していれば卒業しやすいです。

出席点やレポートなどの評価をもらい、テスト勉強すれば単位がもらえます。

コツコツと単位を積み上げていけば、必要単位数にも達成するでしょう。

注意したいのはギリギリの単位数で卒業しようとしないこと。

数え間違いなどで卒業できない学生も毎年います。

なので1年~2年の間は少し多めに授業を入れて単位をもらっておくのがおすすめ。

4年生の就職活動はいつ終わるかわからないので、この時期に焦りだすと間に合わない可能性もあります。

参考⋙大学の単位を取りすぎるとヤバい?GPAなどデメリット

参考⋙大学を卒業できる気がしない!卒業できるかの確認

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