大学を卒業するとき、単位ぴったりだと危険です。
ギリギリの単位取得数だと1つでも落としたら留年になりますよね。
しかも数え間違いをしたり、計算ミスで単位が足りないという可能性も出てきます。
余裕がある場合は4年生のときに単位を多めに取るのがおすすめ。
余分に取った方が確実に大学を卒業できます。
私の高校時代の同級生も内定後に単位の数え間違いで留年していました。
こういったケアレスミスもあるので、単位は多めに取った方がいいですよ。
大学を単位ぴったりで卒業することは可能?
大学卒業するとき、単位をぴったり揃えて卒業することは可能なのでしょうか。
単位取得数ギリギリで卒業するメリットとデメリットを見ていきましょう。
① 単位ギリギリで大学卒業することは可能
結論から言えば単位ギリギリで大学を卒業することはできます。
必須科目や選択科目など、学部ごとの条件を満たしていれば問題ありません。
なので3回生の後期の時点で単位がギリギリの場合なども、まだ卒業できる可能性はあります。
就活・授業と忙しくなりますが、単位は必要最低限でも卒業できますよ。
② 実際に単位ギリギリで卒業した先輩たちもいる
実際に誰もが多めに単位を取って卒業しているわけではありません。
ネットやSNSを見渡せば、ギリギリで卒業している人は大勢います。
前期と後期で取れる授業は上限がありますよね。
なので3年生の時点で単位が少ない人は、ギリギリで単位を取得する人もいます。
あとは4年生のときに授業を多めにとり、不要なものは欠席して調整する人もいます。
特に4年生だと就活と授業の両立が難しくなるもの。
なので事前に選ぶ授業は多めに取り、実際に出席する授業は絞る学生もいます。
③ 単位ギリギリで大学卒業を目指すメリットとデメリット
単位ギリギリで卒業を目指すのはメリットもデメリットもあります。
なので今のうちに卒業する戦略を決めておきましょう。
単位ギリギリで卒業を目指すメリット
- 必要以上の授業に出なくていい
- 試験勉強の時間が減る
- 成績を気にしないならコスパが良い
単位ギリギリで卒業を目指すデメリット
- 全ての授業で単位を取る必要がある
- 試験や出席のプレッシャーがある
- 就活などイレギュラーに対応できない
- 計算ミスなどで留年の可能性もある
私個人としては単位数ギリギリでの卒業はオススメしません。
少し多めに授業を取り、単位も少し多めに取って卒業した方が無難です。
単位ギリギリで大学卒業できる?
- 単位が足りていればギリギリでも卒業できる
- 実際にぴったりで卒業した先輩たちも多い
- ただメリットよりデメリットの方が大きい
単位ぴったりで大学卒業を目指すリスク
授業や試験対策の時間を取りたくない
そう思っていても、単位ピッタリで卒業するのはリスクがあります。
もう少し単位ギリギリで卒業を目指すことの危険をイメージしていきましょう。
① 履修時にピッタリにすると1単位も落とせない
授業を選ぶときに単位ピッタリしかとらないと、1つも授業を落とせなくなります。
出席が必要な授業であれば体調不良や就職活動があっても休めません。
試験が近づけば勉強も必要だし、テストは絶対にクリアしないといけない。
こういった1つも落とせないというプレッシャーを戦う必要が出てきます。
なので私は単位ギリギリで授業を選ぶことはオススメしません。
4年生になったら必須科目や選択科目を少し多めに取った方が安全です。
その中で就活を進めていき、取れそうな授業に絞ると良いですよ。
② 単位ギリギリだと数え間違いで留年するかも【体験談】
私の高校の同級生が留年しました。
就職活動では内定をもらい、授業も単位を取得。
それなのに単位を数え間違えて不足してしまい留年したんですね。
また翌年に就職活動をやり直して、授業にも出ないといけなくなりました。
このように必要単位数ギリギリだと、1つの計算ミスで留年しかねません。
必須科目はクリアしたけど選択科目で足りないなど、勘違いで単位が足りない可能性も出てきます。
総計単位数は足りてるけど、必須科目や選択科目など何か1つでも足りていないと卒業はできません。
ケアレスミスを防ぐには、日を改めて何度も計算し直すこと。
できれば友人とお互いの単位が足りているか、計算し合うのも良いですね。
それを踏まえて少し多めに授業を取り、単位数を調整できるようにしておくのも大切です。
参考⋙大学4年で留年しそう!卒論や就活への影響と学費の解決策
③ 4年生は就職活動と授業を両立しないといけない
4年生になると就職活動が始まりますよね。
この就職活動はやってみないとわからない部分が大きいです。
- いつ内定がもらえるか
- 次の会社説明会は何曜日か
- 企業の面接はいつまで続くか
こういったイレギュラーな予定がたくさん入るので授業に行けないときもある。
そんなときギリギリの単位しかとっていないと学校を優先しないといけなくなります。
選考も必ず学生側の都合を考慮して面接時間を調整してくれるわけではありません。
できるだけ就活で後悔しないためにも、授業を少し落とせる状態にしておくのは重要。
少し授業を多めに取り、何個かは落としても卒業できるようにしておくと就活に集中できますよ。
単位ギリギリで卒業を目指すリスク
- 1つも落とせないプレッシャーがある
- 計算ミスをすれば留年する危険もある
- 就職活動などイレギュラーなことに対応できない
大学4年は単位を余分にとるべき!少し多めが理想
では大学4年になると単位をどのように取っていけば良いのか。
少し多めに授業を選択し、取得単位数も多めに取るのが理想です。
① 科目別で2個~3個ずつ多めに授業を入れておく
単位は総単位数だけ足りていれば卒業できるわけではありませんよね。
選択科目・必須科目・一般教育などで取得単位数が決められています。
なのでまず科目別で多めに単位を取れるように授業を入れていきましょう。
そうすれば数え間違いがあってもカバーできます。
就職活動が始まっても1つくらい単位を取れなくても問題ありません。
授業を組むときは、それぞれの科目別で多めに選ぶのが安全策になります。
② 大学4年になる時点でゼミだけにするのも楽
もし現時点で大学1年生~3年生なのであれば、今のうちに単位を稼ぐという戦略もあります。
何度も言いますが4年生になると就職活動があるのでイレギュラーな予定が入ってしまう。
そんなときに文系であれば『大学4年はゼミだけで良い』という状態を作りやすいんですね。
1年~3年までの単位をフルで取れば必要単位数に近づきます。
あとは必須科目だけとなり4年生になると、すごい楽なスケジュールを組むことも可能に。
逆に内定後は暇すぎて何もすることがないという悩みが出てくるほど。
そうなれば個人的に興味のある他学部の授業を受けるなど、いろいろと大学内でできることもありますよ。
参考⋙大学4年はゼミだけで学校いかない日が多いときどうするの?
③ 単位上限ってある?単位の取りすぎによるデメリット
別に最終的に単位はいくつになっても構いません。
必要単位数を下回れば卒業できませんが、単位数が増えすぎて何か困ることはないです。
ただ授業を入れすぎると試験勉強が大変になるという面はあります。
成績が下がってGPAの数値も悪くなるかもしれません。
GPA自体が就職活動にそこまで影響がないので、卒業できればいいという人は気にしなくてOK。
ただGPAを上げたいのであれば、単位の取り過ぎも注意したいですね。
まあGPAを上げたい人は単位が足りないなんてことにはなっていないと思いますが。
参考⋙大学で単位を取りすぎするとGPAなどデメリットはある?
大学は安心して卒業しよう
- 授業は多めに取っておく
- 1年生~3年生の間に単位を取ると楽
- 授業が多いとテスト対策が大変でGPAが下がるリスクはある
確実に大学を卒業したいなら単位ギリギリは危険!多めに授業を取ろう
今回は単位ギリギリで卒業を目指すリスクについてお話ししました。
現実問題として単位数ギリギリで卒業する学生はいます。
ただ1つも授業を落とせなかったり、単位の数え間違いで留年する危険があるのでオススメしません。
科目別に少し多めに授業を入れると、4年生でも安心して卒業できます。
1つ2つは授業を落としても対応できる状態にした方が、確実に卒業できますよ。
参考⋙大学はなんだかんだ卒業できると思ってると痛い目に遭う説