このまま大学の単位を取れるか不安でも大丈夫。
大学側も基本的には卒業してほしいので、真面目に講義を受ければ単位がもらえる可能性は高いです。
ただ何となく講義を受けていたり、高校の授業と同じような感覚でいると危険。
そこで今回は大学で単位を取る確率を上げる方法について見ていきましょう。
まずは単位を落とす割合や基準について基本情報を確認します。
そうすれば大学生活で何に気を付ければいいかもわかりますよ。
大学の単位を落とす割合って?基準について
まずは大学で単位を取る難易度について見ていきましょう。
大学側も卒業させたいので、そこまで難しいわけではありません。
ただ講義や教授によって、あなたと相性が悪いものもあります。
① 真面目に講義を受けても単位を落とすことはある?
結論から言えば、真面目に授業を受けていても単位を落とすことはあります。
こちらはネットで行われたアンケート調査になります。
大学時代、単位を落としたことはありますか?
引用元 マイナビ学生の窓口
ある 117人(25.9%)
ない 335人(74.1%)
これを見ると25%以上の人が大学時代に単位を落とした経験がありました。
単位を落とした理由で多いもの
- 途中で諦めて出席を辞めた
- レポートを提出しなかった
- テストが難しすぎた
自力で改善できるのは真面目に出席すること。
そして講義内容をノートに取り、レポートなどがあれば必ず提出すること。
それでもテストなどが原因で単位を落とすことがあります。
あなただけの問題ではないので、そこは割り切って考えた方が良さそうですね。
② 単位取得に必要な基準は講義ごとに変わる
大学内にはいろんな講義があります。
各授業の単位を取る難易度が揃っているわけではありません。
むしろ”神”と言われるくらい簡単な講義もあるし、真面目に話を聞いていないと単位が取れないものもあります。
シラバスを見て、どういった評価基準なのかチェックしましょう。
単位を取る条件
- 最低限に必要な出席日数がある
- レポートや課題がある
- テスト
真面目に出席をするつもりなら出席点がある講義が有利です。
それだけでテスト当日に出来が悪かったとしても単位をもらえる確率が上がるからですね。
同じ理由でレポートなどが途中にある講義も、真面目に出席する人には有利。
出席点とレポートで評価を得れば、テストを突破しやすくなります。
注意したいのはテストだけで評価する講義ですね。
出席しないでいいというメリットはありますが、1発で決まるという怖さもあります。
普段から教授の話を聞いてノートをとっているか。
そして過去問などどんな問題が出るかの情報収集も大切になりますね。
③ 大学の単位を落とすとどうなるの?
単位を落とさないか不安だ
そんな学生さんは、単位を落としたらどうなるかを知っておいた方がいいです。
不安なのは単位を落としたあとに何が起こるかわからないから。
逆にどんなリスクがあるか知っておくと、行動することで対処できます。
まずそもそも論として単位を少し落とすこと自体は問題ありません。
例えば就職活動だと成績自体は参考程度になるので気にしなくて大丈夫。
単位を落としても来年にまた再チャレンジしたり、別の講義で単位を稼ぐこともできます。
リスクが高くなるのは単位を落としすぎている場合ですね。
必須科目の単位を落としたり、1年~2年でサボって単位が取れていない学生もヤバいです。
そういった状態が続けば講義をパンパンに入れたスケジュールで就職活動に臨まないといけません。
そうなると就活も授業も結果を出すのが難しくなる。
ズルズルとそのまま時間が過ぎれば留年することもあるでしょう。
何個か単位を落とすくらいは全く問題ありません。
ただ長期的に見て4年になるまでに単位を稼いでおくと就活に専念できますよ。
大学の単位って難しい?
- 3割は単位を落とした経験がある
- 講義によって難易度が変わる
- 多少は落としても問題なし
- ただ大学4年になるまでに単位を稼がないと就活との両立が大変
大学の単位を落とすなんてあり得ない!不安なときの対策
不安という感情は準備不足のサインと言われています。
つまり単位を取るための準備をすれば、その不安が軽減するということ。
そこで単位を取る確率をグイッと上げる方法を見ていきましょう。
① 各講義で単位を取れる条件を確認しよう
まずは単位を取れる条件を確認しましょう。
講義や教授によって評価するポイントは変わります。
単位に関係する評価ポイント
- 出席点
- 課題レポート
- 授業の積極性(発言など)
- テスト
真面目に大学に通うつもりなら出席点がある講義を選ぶと有利です。
情報に関しては去年その講義を受けた先輩に聞くのが一番ですね。
またはそういった先輩と仲のいい同級生に相談するという方法もあります。
特にテスト形式は情報戦なので、ギブ&テイクで情報を共有していきましょう。
あと狙い目は単位認定をしている講義ですね。
特定の資格を持っていると自動的に単位をもらえる授業があります。
(例えば簿記とか英検とかIT系の資格)
こういった資格は就職活動でも話せるネタになります。
すでに多くの単位を落としているなら、こういった単位認定で単位数を稼ぐこともできますよ。
② クラス内でコミュニティを作る!真面目に勉強してる人と仲良くなる
難易度が簡単な講義を選んだだけでは単位はもらえません。
重要になってくるのがコミュニティです。
同じ授業を受ける生徒と仲良くなるのが一番。
そうでなくてもお互いにノートを見せ合ったり情報をシェアできる学生を見つけましょう。
学生と仲良くできない場合はSNSなどで情報が転がっていないか探した方がいいです。
こういった有益な情報が手に入るかは単位を取るためにとても大切ですよ。
サークルなどで同じ学部の先輩がいれば心強いですね。
③ 単位が取れる気がしないときは教授に相談する
授業が思っていたより難しかった
こんなときは教授に相談するという方法もあります。
大学4年生だからといって救済措置などはありません。
お願いをすれば単位をくれるなんていうのは滅多にない。
ただ真面目に講義を受けている学生の相談は聞いてくれるはずです。
アドバイスがもらえるかも?
- テスト前の授業で大事な部分について授業をする
- レポートの取り組み方で評価している
- 授業の発言も学生番号をメモして評価している
こういった情報や勉強の仕方などを教授が教えてくれることもありますよ。
参考⋙大学はなんだかんだ卒業できる説ってマジ?単位は意外と取れる
単位を取れるか不安なときの準備
- 自分に合った講義を選ぶ
- 教室でコミュニティを作る
- 授業内容が難しいなら教授に相談する
大学の単位を落としたらどうすればいい?
大学の単位を落としたらどうすればいい?
頑張っても単位を落とすことはあるでしょう。
でもそんなとき動揺する必要はありません。
いくらでもリカバリーできます。
① 来年以降に同じ講義を取り直す
大学4年でなければ来年にその講義を受け直すことはできます。
同じ授業だしテストも受けているので、どんな問題が出るかも知っています。
なので1回目に受けるよりも有利な状態で再チャレンジできますよ。
どうしてもその授業にこだわるなら、再チャレンジするのが一番です。
単位だけにこだわるなら、次に話す方法でも良いでしょう。
② 別の講義で必要単位数を取る
単位数が気になるなら、別の講義を取った方がいいです。
大学を卒業するためには必要な単位数がありますよね。
しかも大学ごとに必須科目・選択科目など、それぞれクリアしないといけない条件もあります。
こういった単位数にこだわるなら、同じ科目の別の講義を受けるのがベスト。
そちらで単位を取れば、今回落とした講義をカバーすることができます。
卒業できるかギリギリの場合は、資格で単位認定できないか調べるのがおすすめ。
実際に講義を取らなくても資格を取り申請すれば自動で単位がもらえる場合もあります。
③ 大学3年までに多めに取る!4年も余分に取る
先ほども言いましたが救済措置などは考えない方がいいです。
先輩によっては『相談したらレポート提出で単位をもらえた』という話もあるでしょう。
でも過去にそういったことがあったからと、必ず今回も対応してくれるわけではありません。
なので時間割の作り方としては大学3年生までは多めに講義を入れておくこと。
1つ2つ落としたとしても総合的に見れば単位数が十分な状態を目指します。
そうすれば就職活動が本格化する時期に慌てることもありません。
間違っても単位ぴったりで卒業しようとしないこと。
1か所計算ミスをしていて卒業できなかったみたいなケースは意外と多いですよ。
単位を落としたらどうする?
- 来年に同じ講義を受ける
- 同じ科目の別の講義でカバーする
- 大学3年までは多めに授業を取る
大学で単位を取れるか不安なら準備をしよう!情報収取から始める
大学で単位が取れるか、過剰に不安になる必要はありません。
大学側も卒業させたいので、そこまで条件が厳しい講義はないですよ。
それに単位を落としたことがある人も全体の約3割ほどいます。
なので単位を落としても卒業できるので、深刻に考えなくて大丈夫。
ただ何個も単位を落とすと単位数が足りなくなり上級生になると大変です。
なのでまずは情報収集をしてみませんか?
出席点やレポート提出など真面目に取り組んでいる姿を評価してくれる授業がおすすめ。
テストだけで評価される講義は難易度が高い傾向にあるので気を付けましょう。