ヤバい!このままだと大学を卒業できる気がしない
このように大学卒業できないかもしれないとき、どのように対応すればいいのでしょうか。
今回は大学を卒業する可能性を高める単位の取り方を見ていきます。
卒業単位確認の方法・授業の取り方・卒業できないリスク
これらをハッキリと目で見える形にすることで、残り必要な単位を取る道筋が見えてきますよ。
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大学を卒業できる気がしない!本当に卒業できるか確認
まずは漠然とした不安ではなく、本当にこのペースだと卒業できないのかを確認。
今取得している単位数と、卒業に必要な単位数の差を数値化しましょう。
まずは現時点であなたが取得した単位数の合計を出します。
そして次は大学の卒業に必要な単位数を調べる。
その差が、残りの期間で取得しないといけない単位数となります。
漠然と怖がっているだけでは不安が消えません。
具体的な数字で表すと、授業の取り方など解決策が見えていきます。
自分で何度も単位数を確認して、間違いがないかを確認するのは大事なこと。
でも1人だけで数えていると、『間違えていないかな』と心配になりますよね。
実際に私の友人も内定をもらったのに、単位を数え間違えて2単位足りずに留年したことがありました。
留年して就活からやり直していたので、すごく大変そうでした。
そうならないために必要なのは第三者の確認です。
当時の私がした確認方法が、友達とお互いの単位数を数えるというもの。
お互いに単位数を数えて、それが自分で数えた単位数と揃っているかを確かめたんですね。
このように誰かに頼むと、計算ミスをする確率を減らせます。
- 必要な単位数=卒業に必要な単位数-現時点での単位数
- 友達とお互いに数えて計算ミスをしていないか確認する
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大学を卒業できないかも?卒業できる気がしないときの授業の取り方
残り必要な単位数がわかったので、次は授業の取り方について。
少し多めに取る・単位認定の資格や条件を調べる・教授や職員にアドバイスをもらう。
この3つの方法を実践すれば、大学卒業の光が見えてきますよ。
授業は必要単位数よりも多めに取りましょう。
1つでも取りこぼせないようなギリギリの授業の取り方は危険です。
理想は出席を重視する授業・テストを重視する授業のバランスを取ること。
出席をしていれば単位がもらいやすい授業には必ず出席する。
テスト当日の結果を重視する授業は、出席よりテスト対策を優先する。
こうすれば授業への出席とテスト勉強のバランスを取ることができます。
参考⇒大学4年で単位がやばい!単位数がギリギリな4回生が取るべき戦略
各大学は学部や学科によって単位認定を設定している場合があります。
単位認定とは”ある条件”を満たせば授業を取らなくても単位がもらえるという制度。
(当時学生だった私も簿記2級を取って4単位を単位認定してもらったことがあります)
- TOEICやTOEFL
- 基本情報技術者
- 日商簿記
勉強してノルマを達成すれば単位がもらえるので、一度調べてみる価値はあります。
就職活動が終わって時間があるなら勉強する余裕もありますし。
単位がギリギリになるとテスト用紙に教授へのお願い文を書く学生もいます。
効果があるかは不明ですが、もっと効果的な方法があるんですね。
それが授業が始まってすぐの相談です。
テスト当日より授業が始まってすぐの段階で教授に相談をしましょう。
優しい教授であれば、単位を与える基準を教えてくれる場合があります。
- ディベートする授業の出席率は重視する
- ○○の授業はよく聞いておくように!
- やむを得ない理由でテストを欠席したら再試験がある
- 就活で出席できないときは代替レポートがある
このようにテスト範囲のヒントや、絶対に出席した方が良い授業内容を教えてくれるかも。
テスト当日のお願い文より、単位を取れる可能性を上げることができます。
もう1つトライしたいのが教務課(学生センター)の職員への相談。
過去に同じ悩みを抱えていた学生の経験も踏まえて、アドバイスをもらえるかもしれません。
シラバスや履修要項の内容を勘違いしている可能性だってあります。
職員の方も初めてくる相談ではないので、有益な情報を得ることができる可能性は高いです。
- 必要単位数より多く授業を取る
- 出席重視・テスト重視のバランスを考える
- 単位認定になる資格や条件を調べる
- 教授へはお願い文より相談が良い
- 教務課の職員への相談もする
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大学卒業できなかったらどうなるの?リスクを知る
最後はもし頑張っても大学を卒業できなかったときにどうなるのか?
私が考える留年のリスクは以下の3つです。
この3つを想定すると、出席や勉強するモチベーションにもなりますよ。
先ほど話した数え間違えて留年した友人は、内定が取り消されたそうです。
そして授業を取りながら、また就職活動をスタート。
面接で『なぜ留年したの?』と聞かれ、1回目より苦戦したと話していました。
企業によっては1年待ってくれる場合もあります。
ただ内定を取り消されることが多いということは覚悟しておきましょう。
金銭的にも負担がかかるのは確実です。
留年したら授業を1年分払わないといけないので、数百万円の出費となりますよね。
そして留年するということは働く年数が1年短くなると言い換えられます。
こうなると自分の生涯年収も1年分だけ少なくなるんですね。
サラリーマンの平均年収で言うと400万円ほどのマイナス。
親への金銭的な負担だけでなく、あなたの未来の年収も1年分少なくなってしまいます。
親への申し訳ない気持ちがあり、伝えるときは心を痛めます。
私の友人も『数え間違えていた。卒業できない』と親に伝えると呆れられたと話していました。
留年すると同級生は卒業するので授業でも孤立しやすいです。
学校でも家でも孤立して辛い1年を過ごすことになるかもしれません。
- 内定が取り消される可能性が高い
- 金銭的な負担がかかる
- 親が悲しむ(孤立しやすい)
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大学の卒業がやばいときはまず計算から!危ういなら教授や職員へ相談も
大学を卒業できる気がしないときは、まず残り必要な単位数を正確に計算しましょう。
そして授業を多めに取り、単位認定などに繋がる資格がないかを調べます。
教授や職員への相談もすれば具体的なアドバイスももらえるはず。
『このままだとやばい』という段階なら、これから巻き返せる可能性が高いです。
卒業シーズンの思い出作りなどは機会が減るかもしれませんが、卒業を優先しましょう。