就活をがんばれないのはダメじゃない!どうしても就職活動を頑張れないときの復活方法

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やらないといけないのはわかってる。でも頑張れない

社会に出るための最初の一歩『就職活動』

就活に成功するかで、どんな社会人生活になるかが決まるのはわかってる。

今が踏ん張り時だってこともわかってる。

それなのになぜか就活をがんばれないで、自己嫌悪になってしまいませんか?

私も就職氷河期と言われた時代に就活をはじめ、一度挫折した経験があります。

大学生活でやってきたこともなく、社会に出てやりたいこともない。

そんな状態で不採用通知が続き、メンタルが弱って就活を途中で辞めてしまいました。

今回は『就活ががんばれないときの復活法』について。

私の当時の経験をもとに3つのステップで、就活を前向きに取り組める方法を紹介します。

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就活でがんばれないのは甘えじゃない!頑張れない人は多い?

具体的な方法をお話しする前に1つだけお伝えしたいことがあります。

それは誰にとっても就職活動はツライということ。

だからあなたも就活にがんばれないのは甘えではなく、ある意味で当然とも言えます。

こちらは就活サイト『Jobweb』で行われたアンケート。

こちらによると就活でストレスを感じている学生は以下のグラフのようになっています。

就活アンケート

引用元:https://www.jobweb.jp/post/a-119486

だから『就活にがんばれない自分が悪いんだ』なんて考えないでください。

まずは自分を責めることを辞めてから、次の3ステップを実践していきましょう。

① 就活にがんばれない理由を細かく分けていこう

就活のモヤモヤ

まず1つ目のステップは、何があなたをそこまで追いつめているのかについて。

漠然と就活に頑張れない状態だと、何の対策も打てません。

どの問題が、あなたの心の中でどれくらいのウエイトを占めているかを突き止めましょう。

今から言うことに心当たりはありませんか?

(ⅰ) 周りの就活生と比べて自信がなくなった

頑張れない原因として考えられるのが、自信がなくなったケース。

周りにスゴイ実績を持った学生がいると、『自分なんかが頑張ったところで』と卑屈になってしまう。

だから就活にがんばれないほどモチベーションが下がってしまうというパターンです。

私も大学生活ではバイトいしかしなかったので、気持ちはわかります。

高学歴で資格を持っていたり、学生のうちに起業してたりする学生がいると、肩身が狭くなりますよね。

とくに就活が難航して疲れが溜まると、どんどんネガティブになっていきます。

心と体を休めてリラックスして、あなたらしさを取り戻すのが大事。

そのうえで企業から学生を選んでもらうような、別の視点での就活も検討しましょう。

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(ⅱ) 選考で不採用が続く!拒絶されてモチベ悪化

次の頑張れない原因は企業から断られるという経験で心が傷ついているケース。

第一志望の企業に落ちたり、毎日のようにお祈りメールが来たら社会から拒絶されてるように感じますよね。

『社会に必要のない人間なんじゃないか』なんて思うかもしれません。

それくらい断られる(拒絶)って精神的にダメージが大きいんですよね。

こちらもまずは体と心を休めることから始めます。

あと就職活動の成功を考え直すのも大事。

今はもしかしたら『就活の成功=内定の数』と考えているかもしれません。

でも本当の成功って「あなたが前向きに働ける職場を見つけること」だと思うんです。

ようするに内定をもらえる数ではなく、あなたと相性のいい会社を見つけるのが目標。

だからそのためには、あなた自身も会社を見ていく必要があります。

面接を受けに職場へ来たけど『ちょっと違うな』と思ったら、「不採用にされてラッキー」くらいに思いましょう。

内定が欲しいとだけ思ってると、不採用通知に傷つきやすいもの。

あなた自身も企業を選ぶ感覚を持つと、少しだけ落ち込むのもマシになりますよ。

(ⅲ) 就職しなければいけないと思い込んでいる

必ず来年にはどこかの会社に就職しなければならない。

こんな強迫観念っぽい考えをもっていると自主的に就活に取り組めなくなります。

本当は就職以外にやりたいことがある。

もしくは就職したくない(働きたくない)という気持ちがあれば、頑張れないのも当然ですよね。

確かに『生きていくために働く』というのは正しい。

でもどうやって働くかは、就職活動中に決めたり、就職後に転職をして修正していくものです。

どんな仕事に就くかと考えると憂うつになるときは、将来どんな生活をしたいかをイメージするのがオススメ。

詳しくは後でお話ししますが、理想の生活を送れる仕事に就くというのも幸せへのルートです。

参考⇒大学卒業後に就職しないのは変?就職以外の7つ道

(ⅳ) やりない仕事がわからない

社会人になることは抵抗はないけど、やりない仕事なんてない。

そう考えながら就職活動をしたら、長期戦になればなるほど頑張れなくなります。

これも先ほどと同じで『どんな仕事をしたいか』というより『どんな人生にしたいか』を先に考えましょう。

私も学生時代の就活は『どの業界で働こうか』ばかり考えてオロオロしていました。

でも転職活動中に『どんな人生にしたいか』を先に決めたんです。

そしてその人生を実現しやすい職場を選ぼうって。

こう考えると選択肢って業界にとらわれずに出てくるし、候補になる会社もたくさん見つかります。

やりたい仕事がわからなくても大丈夫。

だって誰も働いたことがないんだから。

第一志望の会社に入った人から順に、社会人生活が充実してるわけでもないんです。

働く意味は仕事内容だけにこだわらないほうが、心がスッと穏やかになり前向きに就活できるようになりますよ。

参考⇒就活で自分を見失ったときに自分らしさを取り戻す方法

(ⅴ) 就活で何をすればいいかハッキリしてない

最後は就活でやることが多すぎて頭がパンクしてる状態。

何をどれだけやればいいか把握できてないと、それだけで頭がパンパンになります。

この状態が続けて脳は疲れて『なぜか頑張れない』という状態へ。

これを防ぐためには紙にすべてを書きだすことが効果的。

就職活動でやること、心配なこと、それらを思いついたことからドンドン紙に書き出していくんです。

これで頭もスッキリするし問題が視覚化できるので、解決しやすくなります。

(詳しいやり方は後でお話しします)

就活でがんばれない原因を突き止めよう
  1. デキそうな就活生を見て自信がなくなった
  2. 不採用が続いて精神的にダメージが大きい
  3. 絶対に就職しなければいけないと思い込んでる
  4. 働きたい業界や会社が見つからない
  5. 就活でやることが多すぎてパンクしてる

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② 就活で頑張れないときの対処法【準備編】

では就活でがんばれないときはどうすればいいのでしょうか。

まずは本格的に就職活動に取り掛かる前の準備をしていきます。

ポイントは『積極的な休息』『居場所作り』『危機感』の3つです。

(ⅰ) 就活中は疲れる前に休みを取ろう

就活ナビゲーター

就活にがんばれないというあなたが、まず最初にすべきことが休息です。

しかも消極的なお休みではなくて、積極的な休息。

『この1時間何もしてなかったなぁ』というお休みではなく、『今から1時間はしっかり休もう』という休息です。

ちなみにストレスが解消される休息方法には条件があるって知っていますか?

その条件とは『気軽にできること』『興奮しないこと』『複数の休み方を用意すること』の3つ。

この条件を満たす中で、私が実際にしている休息法を参考にしてみてください。

おすすめの休息法
  • グリーンエクササイズ…公園や神社など自然がある場所で散歩
  • SNSを見ない…就活が順調に言ってる同級生を見ると焦るので
  • YouTubeでストレッチ動画を実践
  • YouTubeで「滝の音」や「森の音」を流す
  • 毎日寝る前に腹式呼吸をする

(ⅱ) 就活に疲れたときに逃げられる居場所を作る

休み方を決めたあとは、あなたの居場所を作りましょう。

就職活動はやっぱり疲れる時はあるし、ストレスを感じます。

なので逃げられる居場所を作っておくのが大事。

弱ったあなたのままでいさせてくれる居場所を探します。

中高時代の友人やペット、好きな場所や落ち着く音楽とかもいいですね。

ちなみに私が心掛けたのは「1人だけじゃないんだ」という感覚を持つことでした。

例えばヤフー知恵袋で就活に悩んだ過去の先輩の悩みを見てみたり。

学校の学生課で相談したり、就職支援センターで話を聞いてもらっていました。

就活に悩み苦しんでいるのは自分だけじゃないんだと思えると心が楽になりますよ。

優秀な人と比べても焦ったり自己嫌悪になるだけ。

コミュニケーションを誰ととるかがすごく大切。

(ⅲ) 頑張らなかったときの結末を書く

しっかり休んで居場所を作ったら、つぎは就活へのモチベーションのエンジンをかけていきます。

私が考えたのが『もしこのままダラダラしたら、将来の自分はどうなるか?』でした。

しっかり企業研究しなかったらブラック企業に入るんじゃないか

低賃金でサービス残業をして、仕事を辞めさせてもらえなかったらどうしよう

このように頑張らないままで就活を続けて起こる最悪のケースを考えたんです。

こういった最悪のケースを考えると『やらないと!』と自分にハッパをかけることができました。

ただこれは十分に休んでからやった方が良いですね。

休息もとらずに危機感をあおったら余計にネガティブになるだけなので。

参考⇒就活しなかった人は後悔してる?結果を受け入れる覚悟が必要

③ 就活で頑張れないときの対処法【実践編】

就活を頑張る

最後3つ目は就活を実際に取り掛かるときのポイントについて。

『自己分析の前に人生プラン』『就活の洗い出し』『企業に見つけてもらう』

この3つを行って私は就職活動を乗り越えました。

(ⅰ) 理想の生活を考える

まず私が取り組んだのは自己分析。

ただ自己分析といっても過去のことではなく未来のこと。

しかもキャリアに限らず人生全般の自己分析でした。

【未来設計】
  • 都会に住みたいか、地方に住みたいか
  • どんな感情で一日を過ごしたいか
  • どんな感情を味わいたくないか
  • 子育ての時間はどれくらい必要か
  • もし周りの目がなかったら何になりたいか

キャリアとか人生とか壮大なことではなく、普段の生活で理想的なものを考えたんです。

具体的に生活を考えるなかで、企業研究の見るポイントも増えました。

例えば子供ができたら休みの日にお出かけしたいから、土日が休みの会社が良い。

いろんな場所に住みたいから、転勤族になれば家賃は会社負担で日本中に住める。

あとは就職以外の選択肢をとるメリットとデメリットも考えましたね。

起業だったりフリーランスで仕事が0になったらどうするのか。

専門学校へ行き直したり大学院へ行って公務員を目指したらどうなるかとか。

こういった就活以外の選択肢を考えると、「とりあえず就職」ってすごく賢い選択のように見えてきたんです。

とりあえず就職してお金を貯めれば、副業から始めてフリーランスも目指せる!

専門職に興味が出ても専門学校へ行くお金も貯まってるし、公務員試験も今なら間に合うとか。

就職にこだわると視野が狭くなり強制的に就活させられてる感覚になりませんか。

そうではなく理想の生活をイメージして、それが実現できる会社はどこかなという視点でみると、別の見方ができて新鮮ですよ。

参考⇒就活はどこでもいい?意外な企業との出会い方

(ⅱ)就活の手順を仕分け

次はこれからの就職活動で悩んでることとか、不安に思ってることも全部書き出していきます。

これは「エクスプレッシブ・ライティング」というやり方をアレンジしたものです。

エクスプレッシブ・ライティングとは感情を紙に書き出していく。

それだけでストレスが減っていくというストレス解消法。

それを就活にテーマを絞って、書き出していくんです。

【例えばこんな感じ】
  • 内定が決まるか不安
  • お金も心配
  • ES書くのがだるい
  • 毎日電車に乗るの嫌
  • 面接の第一印象が悪い気がする

このような悩みを次は、自分でコントロールできるものとできないものに仕分けしていきます。

【例えばこんな感じ】
  • 内定が決まるか不安…コントロール不可
  • お金が心配…コントロール可(親に相談。日雇いバイトをする)
  • 第一印象が悪いかも…コントロール可(身だしなみチェックリストを作る)、コントロール不可(相手がどう判断するか)

こうしていくと不安を感じる項目で、あなた自身で取り組める場所が視覚でハッキリわかりますよね。

頭でモヤモヤ考えるより、こうして紙に書きだすことでスッキリさせることができます。

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(ⅲ)別の就活も開始する

最後は就職活動の取り組み方について。

当時私が疲弊していた原因の一つが、自分で企業を見つけ応募する方法でしか就活をしていなかったこと。

不採用が続いて「もう自分なんて」って思って頑張れない状態になっていました。

そこで就活支援サービスで提案されたのが『見つけてもらう就活』

逆に企業にあなたを見つけてもらうという就職活動のやり方です。

あなたのプロフィールを見て『会いたい』と言ってくれる会社があるかもしれません。

これだと全く新しい切り口で就活ができますよ。

参考⇒逆オファー就活サイト『キミスカ』

(オマケ)就活で頑張れないときに聞きたい曲と歌のメッセージ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

そのお礼と言っては変ですが、私が大好きな曲を紹介します。

実は今、私自身もキャリアについて悩んでいる最中でして…

そんな人生の頑張り時に、毎日のように効いてる曲をYouTubeで紹介します。

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