就活が始まったらバイトって続けられないよね
先輩や同級生の話を聞くと、就職活動中にバイトをするのが無謀に見えてきます。
徹夜でESを書いていた、企業説明会のハシゴ、夜行バスにのり東京で面接へ行く
こんな過密スケジュールを聞くと、就活中はバイトを休むのが当然のように思うかもしれません。
でも実際は就活だからといって必ずバイトを休む必要はないんです。
今回は『就活でバイトを休むことなく続けるコツ』についてお話しします。
①就活中にバイトをするメリット・②就活とバイトを両立するコツ・③バイトを休んだ方が良いケース
この3つについて考えていきましょう。
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① 就活でもバイトは休む必要ない!就活中にバイトする2つのメリット
私は就職活動中でも、それまでと同じバイトを継続しました。
そして実際に就活とバイトを両立したことを、良かったと思っています。
就活中にバイトをして気づいたメリットは次の2つ。
周りに流されて休んだり辞めちゃうと後悔するかもしれませんよ。
就職活動はあなたが想像する以上にお金がかかります。
- 企業説明会に行く電車代とバス代
- 就職活動に着るスーツ代
- 就活生と一緒に食べるランチ代
- 面接前にカフェで履歴書のチェック
- 就活ノウハウやSPI対策の書籍代
- 選考時間に間に合わないときのタクシー代
- 面接のための夜行バス代
ネックなのが、こういった出費がいつ終わるかわからないということ。
いつ内定がもらえるかなんて誰もわかりませんよね?
だからもしバイトを休んだら、ジリジリと減っていく預金残高を見るたびに焦ってしまいます。
ただ就活中もアルバイトを続けているなら話は別。
毎月入ってくるバイト代が就活の出費に当てることができるので、お金の心配は全くナシ!
就職活動に集中できるし、最終面接は万全を期して夜行バスではなく新幹線で東京へ行くことだってできます。
職場での人間関係で特に嫌な人がいないなら、就活中のバイトは良い気分転換になります。
企業説明会や面接・OB訪問に必死になる日々。
それなのに当たり前のようにくるお祈りメール。
会社から”拒否される”ことが続くと『社会に必要ないんじゃないか』って悩みがち。
そんなときにバイト先で、お客さんから「ありがとう」とか言われたり、職場の人と話すだけで気が楽になります。
慣れない就職活動が続くと精神的にストレスがかかりやすい。
そんなときに今まで通りに働いて充実感を得られるアルバイトは良い気晴らしになりましたよ。
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② 就活でもバイトを休めないとき!両立するための5つの工夫
就活中にバイトを休まないメリットはわかった。
でもどうやって就活とバイトを両立するの?
こんなときは私が実際にやって効果を感じた方法を試してみましょう。
具体的には5つあります。オススメ順にお話ししていきますね。
個人店ではなくチェーン店で働いているなら、有給はありませんか?
もし有給が余ってるなら、ここぞとばかりに使い切りましょう。
私も当時、アルバイトしてる間にコツコツ貯めた10日分の有給を使いました。
具体的には就職活動がある平日に有給を使い、就活がない土日は出勤して働くというシフトでしたね。
最低でも週3日とかシフトのノルマが決まっていたら、まずは有給を使えないか確認してください。
次は店長(シフトを決める社員さん)に相談しにいきます。
「〇月から就職活動が始まります。シフトについてご相談があります」と伝えればOK。
最初はシフトに入る日数を減らせないか聞いてみてください。
気分転換に働くなら週に1,2日で十分。
それ以上に働くと就活とバイトの両立で体力的にしんどくなってきます。
先ほど言ったように、就職活動がない土日にシフトを組めないか相談しましょう。
基本的に土日の方が忙しいはずなので、意見は通りやすいですよ。
もし「平日もシフトに入ってほしい」と言われたら、時間帯の調整をしましょう。
一般的に企業の説明会や面接は、どこも時間が決まっています。(だいたい9時~17時まで)
なのでどうしても平日に出勤しないといけないときは、早朝や夜に働けないかを聞いてみてください。
何日も連続して平日に働くのはキツイですが、たまになら新鮮味もあるし大丈夫ですよ。
私の職場は最低限の人数でシフトを回していました。
なので1人でも欠けると、他のアルバイトに負担がいっちゃうんですよね。
それがわかってたので、就活が始まる前に社員さんに「新人を一人採用してほしい」と伝えていました。
「仕事は私が教えます」というと熱意が伝わり、新人バイトを採用してくれることに。
その新人の子に1カ月みっちり仕事を教えて、翌月から就活のためにシフトを減らすことが可能になったんです。
私が平日に入っていた日は、代わりに新人の子が入っていました。
このように新しいバイトを入れてほしいタイミングも社員さんに伝えることができますよ。
これは最終手段ですが、バイト同士で助け合うという方法もあります。
面接は通ると連絡がきて、翌日の面接が決まる埋まります。
なので急なスケジュール調整が必要になるときがあるんですね。
そんなときは他のアルバイトに頼んでシフトを変わってもらっていました。
コツは「金欠の子に頼むこと」そして「作った借りは必ず返すこと」です。
理想は金欠でバイト代を稼ぎたい子に頼むこと。
「シフト入ってくれない?」と頼むと「いいんですか!ありがとうございます」と感謝されます(笑)
もしそんな子がいないときは、1個下の後輩に頼みましょう。
「来年、就活のときは助けるから」とお願いすると了承してもらえます。
もしシフトを変わってもらったら、次に会ったときのお礼は忘れずに!
今後その子がシフト調整で困っているときは、積極的に変わってあげましょう。
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③ 就活中にバイトを休むときの考え方
もし先ほどの5つの提案ができなさそうなら、無理に今のバイトを続けない方がいいです。
就活のお金を工面する方法はまだあります。
就職活動がどれだけ忙しいかは、実際にやってみないとわかりません。
ただ慣れるまでの最初の1,2カ月くらいは、時間的にも精神的にも余裕ができないもの。
なのでバイト先に「1,2カ月の休みがもらえないか」という交渉をするのもアリです。
そして就活がだんだん落ち着いてきたらバイトに復帰すればOK。
お店側も新人を教育するより、負担が減るので協力的になってくれるはずです。
休んでる期間の就活費も足りるか怪しいときは、短期バイト(単発バイト)をするのがおすすめ。
単発バイトとは1日だけ働いてお金をもらえるアルバイトのことです。
土日の開いた日に1日だけ働けば、就活にも影響がなくバイト代をGETできます。
単発バイトは仕事もカンタンだし、時給も良いのがそろってます。
前もってコツコツ調べておくと優良バイトを見つけやすいですよ。
もし1カ月のお休みももらえず、平日も入ってほしいといわれたら、そのときはバイトを辞めることも検討しましょう。
無理に言いくるめられて平日に働いた日に面接が入ったらどうしますか?
面接をバイトで休むなんてありえない
でも急にバイトを休むなんて職場に迷惑をかけてしまいますよね?
相談するときにハッキリ伝えないと、バイトのドタキャンという最悪な状況にもなりかねません。
もしお互い譲れないなら、そのときはバイトを辞めたほうがいいです。
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就活が始まってもバイトは休む必要ない!早めに店長に相談
今回は『就活中にバイトは両立できるか?休むべきか』についてお話ししました。
就活中はバイトを休んだ方が良いと思うかもしれません。
でも就活中にバイトをするのは、お金の心配がなくなったり気分転換になるなどメリットもあります。
なのでまずはシフトを土日や夜間など就職活動がない時間にズラせないか相談しましょう。
そして新人を教育しながらバイト同士で助け合えるようにしておくと心強いですね。
それができないなら無理にバイトを続ける必要はないと思います。
単発バイトなどを使って、別のバイトで就活費用を工面することはできますよ。
①就活とバイトを並行するメリット
- 就職活動にかかるお金の心配がなくなる
- 慣れ親しんだバイト先で働くのは気晴らしになる
②就活とバイトを両立するコツ
- 有給が余ってるなら平日に使う
- シフトの曜日を土日・祝日にしてもらう
- 平日に働くなら早朝や夜間にしてもらう
- 早めに相談するなら新人バイトを採用してもらって教育する
- バイト同士で結束して急な予定が入ったときに助け合う
③就活とバイトを両立できないときの対策
- 就活の最初の1,2カ月だけ休めないか相談
- 単発バイトなら就活との両立は簡単になる
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