大学4年の1月から3月に関しては、バイトを無理にしないほうがいいです。
特に就活・卒論などがまだの場合は、無理にバイトをするのは危険。
ただ一方で卒業旅行や引っ越し資金など、お金が必要な面もありますよね。
そこで今から『大学4年の春休みのバイト術』についてお話しします。
税金や源泉徴収・確定申告についてのギモンにも回答。
大学卒業時に後悔しないために、どんなバイトをどれくらいやるかを今日決めませんか?
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大学4年の1月から3月にバイトをすると税金はどうなる?源泉徴収の必要性
この時期にバイトすると、新社会人の年収に合算されるの?
卒業前の収入は、税金などわからない部分もでてきますよね。
そこでまずは大学4年の春休みのバイト代と、税金のギモンについて考えて行きます。
① バイト代は税金として計算される!住民税や所得税になる
結論から言うと、卒業前のバイトの収入も課税対象になります。
そもそも所得税は1月~12月のすべての所得に対して課税されるんですね。
なので新社会人としての給料と、学生期間のバイト代の両方が課税されます。
なので社会人になると年末調整をしますが、アルバイトの給与も含める必要があります。
ただ年末調整に必要な源泉徴収票は、バイト先でもらえます。
② 年末調整には源泉徴収が必要!20万円以下でも必要
新社会人として就職すれば、年末調整は会社がしてくれます。
ただ会社側は、入社前のバイト代までは調べることはできません。
なのでアルバイト先からもらった源泉徴収票を提出する必要があるんですね。
もし源泉徴収票がなくても大丈夫。
働いていたバイト先に連絡して源泉徴収票を発行してもらうことができます。
ちなみにバイトの収入が20万円以下でも、源泉徴収票が必要です。
一般的には20万円以下の所得なら、確定申告は必要ありません。
ただ2ヶ所以上から給与を受け取っている場合は、20万円以下の所得でも確定申告が必要なんですね。
なのでバイト代がいくらだったかは関係なく、バイト先からもらう源泉徴収票は保管しておく必要があります。
③ 大学卒業後に自営業をするなら確定申告が必要
もじ卒業後に自営業やフリーランスになるなら、自分で確定申告が必要になります。
それに会社によっては、入社前のバイトの源泉徴収票の提出を求めてこないことも。
こうなると自分で確定申告する必要性が出てくるんですね。
就職前のバイト代の脱税で、税務署からペナルティを受けることはないと考えて良いです。
ただフルタイムで働いているなど、バイト代が多かった場合は税務調査される可能性も0ではないので注意しましょう。
バイトと税金
- 入社前のバイト代も課税対象
- 会社にバイト先からもらえる源泉徴収票を渡す
- 自営業やフリーランスなら確定申告をする
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大学4年の1月から3月はバイトしないほうがいいケース
以下の2つのケースに当てはまるなら、無理にバイトはしないほうがいいです。
卒業できないリスクや、卒業時に後悔するかもしれないので。
① 大学の友達と思い出を作る余裕がなくなる
無理にバイトを入れると、友達同士で合える時間が減ります。
卒業旅行など長期休暇をスケジュール調整するのが大変になるんですね。
4月になれば新社会人として働くことになるので、学生として遊ぶのは最後のチャンス。
それをアルバイトで潰してしまうのは、後で後悔するかもしれません。
アルバイトも大事ですが、バイトを最優先にする時期ではない。
今しかできないことを優先して、その合間にバイトをするイメージの方がいいでしょう。
② 大学に卒業できなくなるかも?卒論や単位は大丈夫?
卒論や単位に不安がある場合も、この時期のバイトはおすすめしません。
単位は1つでも足りなかったら卒業できないし、卒論も提出できなかったら終わり。
内定はもらったのに単位が足りずに卒業できないという学生も毎年います。
アルバイトを入れすぎて、勉強や卒論に回す時間がなくなるのは論外です。
後で解説する『大学4年向けのバイト』であれば、スケジュール調整もしやすいはず。
ただ単位などが足りない場合は、まず最優先で試験対策をしましょう。
バイトしないほうがいいケース
- 最後の思い出作りを優先したいとき
- 卒論や単位に不安があるとき
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大学4年の卒業までバイトした方がいいケース
一方で春休みのシーズンにアルバイトをした方がいい状況もあります。
次の3つに当てはまるなら、アルバイトをするメリットの方が大きいですよ。
① 卒業までの資金不足ならバイト!卒業旅行や引っ越し資金など
単純にお金が足りないなら、バイトをすべきです。
お金がないからと卒業旅行や打ち上げに不参加になるのはもったいない。
最後の思い出作りをお金を理由に諦めないためにも、アルバイトは必要です。
短期間でサクッとバイト代を稼げば、卒業旅行や引っ越し資金にも使えますよ。
引っ越しに関しても安く引っ越す方法もあるので、参考にしてください。
② 大学卒業まで何もすることがなく暇なとき
大学卒業まで暇な人もアルバイトをおすすめします。
卒論や単位の心配もなく、実家から会社に通える人は暇な人が多いはず。
こんなときはアルバイトを通して、新しい経験をするのも良いですよね。
バイト代ももらえるし、バイト先での出会いも期待できます。
またアルバイト以外にも、社会人になってからだと難しい免許の取得も検討しましょう。
学生の暇な期間を利用した方が、免許を取りやすいですよ。
③ 大学生活で1度もバイトしたことがない場合
4月からの新社会人として、人生で初めて働く人もいるかと思います。
そういった仕事未経験の学生さんにもアルバイトはおすすめ。
アルバイトは社会人の練習にもなるんですね。
接客をすれば敬語を学べるし、社会人として働く人を間近で見ることができます。
大学以外での同世代の友達もできるし、いろんな刺激があるのがアルバイトのメリット。
働くことに不安を感じているなら、バイト経験をして解消できますよ。
春休みにバイトをした方がいいケース
- お金が無くて金欠なとき
- 卒論や単位の不安もなく暇なとき
- 人生でバイト経験がない場合
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大学4年生の1月~3月にかけて、おすすめのバイト
この時期になると多くの大学生が応募する定番のバイトは難しいです。
長期で働けないので、応募しても採用されないんですね。
そこで注意したいのが、大学4年の春休みでも受かりやすいバイトを選ぶこと。
次の2つのアプローチをすれば、マイペースに働けますよ。
① 春の季節限定の短期バイトがおすすめ
大学4年生におすすめのバイトは短期バイトです。
短期バイトなら長期バイトとは違い、大学4年生という時期でも採用されます。
しかも短期契約なので、すぐに覚えられる仕事が多いのも安心材料。
同世代の人と一緒に働けますし、友達など出会いも期待できますよ。
短期バイトの例
- イベントのスタッフ
- 工場の軽作業
- バレンタインなど季節限定のバイト
② 自分で働くペースを決められる仕事もおすすめ
アルバイトとは違いますが、自分のペースで働ける仕事もおすすめです。
例えばウーバーイーツなどの宅配系の仕事。
曜日や時間帯を自分で選べるので、プライベートを優先して働けますよね。
宅配バイトの例
- ウーバーイーツ
- 他の類似
在宅ワークも同じです。
どの仕事をどれくらいするのかを自分で決めることができます。
スキル不要でもPCさえあれば、応募はできますよ。
自宅ワークの例
- データ入力
- 文字起こし
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大学4年の1月から3月ならバイトは税金や源泉徴収に注意!いくらまでかは関係ない
卒業を控えていたり入社前で忙しいのであれば、無理にバイトはしないでいいです。
ただお金が無かったり暇を持て余しているなら、この時期は短期バイトがおすすめ。
数日だけのバイトならスケジュール調整もしやすいですよ。
卒論や引っ越し準備・卒業旅行などにも、短期バイトなら影響はありません。
バイトをしたときにもらう源泉徴収票だけは、保管しておきましょう。
年末に会社で年末調整をするときに必要になるので。
アルバイトはバイト代だけが稼げる場所ではありません。
大学以外の友達や出会いなどもできるかもしれませんよ。
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