キャリアセンターが怖いなら、無理に使う必要はありません。
確かに大学や職員によっては、”ひどい対応をされた”という声もあります。
ただキャリアセンターを使えば、就活に有利になる面があるのも事実。
そこで今回は就職課の役割や利用者の声を紹介します。
使わないときに就活で意識したいコトや、途中で利用したくなったときの活用方法もお話ししますね。
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キャリアセンターって怖い?就職課でできること
まずキャリアセンターとは、どのような場所なのでしょうか。
漠然と怖いと感じるときは、何が行われているのかよくわからないのが原因。
就職課でできることや全体像を見れば、怖さや不安感も減りますよ。
キャリアセンターとは一言で言うと、学生の就職をサポートする場所。
それぞれの大学で設置していて、学生の就職支援を行っています。
まずは大学のキャリアセンターが行う就職ガイダンスで、今後の予定を決めるという学生も多い。
就職ノウハウだけではなく、『内定が見つからない』など悩み相談も可能です。
キャリアセンターでできることは3つあります。
まず1つ目は情報収集系。
求人やセミナーなど、情報を効率的に集めることができます。
- キャリアセンターに掲載された求人情報
- インターンシップの募集要項
- 学内セミナー
- 合同企業説明会
- OB・OG訪問の紹介
他の就職支援サイトにはないセミナーや説明会も開催されます。
特にOB・OG訪問は、大学内のツテを使わないと難しいですよね。
就活で大切な情報収集の幅が広がるというメリットがあるんですね。
2つ目はフィードバック系。
エントリーシートや面接などを添削して修正点を教えてもらえます。
- エントリシートの添削
- 模擬面接
自分では良いと思っても、他人から見た評価は変わるもの。
就職活動で大切なのは、自分を客観視できているかです。
それを添削という形で行えるのがキャリアセンターのメリット。
キャリアセンターは情報収集やフィードバックができる場所。
ただ利用を義務づけているわけではありません。
例えば、大学生就職活動調査によると利用率は約60%前後となっています。
つまり4割の学生が、キャリアセンターを使わないで就職活動をしているということ。
“自分には不要”と思えば無理に使う必要はありません。
それに就活の途中で、”やっぱり行ってみようかな”と予約を取ることもできます。
でもなぜ就職課の利用率は低いのでしょうか?
それはやはりキャリアセンターへのネガティブなイメージがあるからでした。
参考⇒大学4年で就活を何もしてないのは変?4月からでも間に合う最短ルート
- 生徒の就職を助けてくれる場所
- 情報収集・フィードバックに役立つ
- ただ約4割の学生は使っていない
※必要性を感じなければ使わないでOK
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キャリアセンターって怖い?ひどい体験談
なぜキャリアセンターは怖いというイメージがあるのか。
それはキャリアセンターを利用した人のネガティブな意見が影響しています。
就職課を利用した学生で、職員に嫌なイメージを持つ人が多いです。
ダメ出しされるので当たり前ですが、態度が大きいとか相手の問題であるケースも。
これについては
オレもちょっと許せないんだ…キャリアセンターだの大学生協の面接講座だの…
連中…何もわかってないくせして…
偉そうに説教たれてきたりしやがる…!こういうのは害しかない
いたずらに自信を失わせたり…
ひどい場合には人格否定最悪だ
百害あって一利なしっ・・・!— 福本ファンの人事担当 (@HRFM2000) December 19, 2018
しかも職員の中には、民間企業への就職経験がない人もいます。
そういった人に就職活動でアドバイスを受けるのって納得しきれないですよね。
高圧的な態度を取る職員で、よく怒る人もいます。
当人からすれば、危機感を高めるためとか理由はあるでしょう。
ただ就活でメンタルが落ちこんでいる学生には、つらいと感じる人もいます。
キャリアセンターって、なんであんなにも高圧的な態度というか、偉そうな態度取れるんやろ?そもそも、初対面の時からいきなり舐めた口調でタメ口で話しかけてくるって社会人としてどうなんやろ?って思う。
あくまでも、
学生→お客さん
キャリアセンター職員→社員
って構図を理解せなあかん。— さーちゃん 22卒 (@s_a_diablo_) April 24, 2021
こういった怒ったり高圧的な態度をとる職員は珍しいです。
実際は優しく接してくれる人も多いので、どんな人がいるのかチラッと見に行くのがおすすめ。
キャリアセンターは就活を支援する場所。
それなのに情報の質やフィードバックが役に立たないと感じる学生もいます。
大学のキャリアセンターに就職内定もらいました〜〜って言ってないせいで、プー太郎だと思われてるけど、言うのが面倒くさい…キャリアセンター全然役に立たないどころか半分くらい嘘だし………
— ストリート食のパン🍞 (@hisui2019_) December 28, 2019
まず多くの学生が予約するので、全然予約が取れない。
そして掲載されている求人が偏っていたり、添削内容に納得できないなど。
ズレたアドバイスをもらえば、イライラしてしまうのは当然です。
あくまで1つの意見としてとらえるか、適切なアドバイスをくれる職員さんを探しましょう。
就職活動中ずっとモチベーションを維持するのは難しいです。
そんなときに優しい職員さんに話を聞いてもらうという使い方もありますよ。
参考⇒就活をがんばれないのはダメじゃない!頑張れないときの復活方法
- 偉そうで怒る職員もいる
- 予約がとれない
- フィードバックが役に立たない
※まずはどんな人がいるのか見に行くのが良い
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キャリアセンターに行きづらいなら行かないでOK!気を付けたいこと
最初に言いましたが、学生の約4割は就職課を利用していません。
なのでキャリアセンターに行きたくないなら行かないでOK。
ただ気を付けたいことが3つあります。
キャリアセンターを使うメリットの1つ目は情報が集まること。
そのキャリアセンターに行かないというなら、自分で情報を集める必要があります。
- 就活支援サイトに複数登録する
- 合同企業説明会に参加する
- セミナーやイベントにも参加する
- 求人情報を見る
このように自分で行動して情報を集めていく姿勢をとりましょう。
そうすればキャリアセンターで手に入る情報も自然と集まってきます。
フィードバックも自分で行う工夫はできます。
例えば友人同士でESを見せ合って意見交換をするなど。
自分の部屋で面接の受け答えをして、その様子をスマホのカメラで撮るといった方法もあります。
大切なのは他の人の意見を聞いて客観性を持たせること。
自分では何とも思っていないことが強みになることは多いです。
もし自己PRに迷っているなら、以下の記事も参考にしてください。
参考⇒自己PRは何もしてこなかった大学生でも作れる!”強み”の見つけ方
キャリアセンターで繋がりやすいOBOG訪問。
これだけは個人でやるには限界があります。
あなたの交友関係をフルで使っても、必ず興味がある企業で働く先輩を見つけられるとは限りませんよね。
なのでもしOBOG訪問がしたい場合は、就職課の利用を検討しましょう。
ハッキリとした目的があれば、キャリアセンターの人たちも手助けしやすいです。
- 情報収集は積極的に行おう
- フィードバックは友人や家族の力を借りる
- OBOG訪問だけは就職課の利用を検討
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キャリアセンターの使い方!初めてでも安心
最後は就活の途中でキャリアセンターを使いたくなったとき。
OBOG訪問など就職課の力を借りた方がいいときの利用方法を紹介します。
まずは早めに予約を取ることを意識しましょう。
就職活動シーズンは予約を取るのも困難だからです。
あなたと同じように考えている学生も同時期に予約を取り出します。
なので『利用しようかな』と思ったら、まず面談のアポをとりましょう。
面談が決まったら、その日までに何を聞くかをハッキリさせます。
欲しい情報は絞った方が相手も話しやすいので。
何回も予約を取って面談するのも手間だし、事前に自分で調べられる情報もありますよね。
インターンシップならインターンシップについて、OBOG訪問ならOBOG訪問について。
このようにテーマを絞って質問した方が、より深い情報が手に入りやすいです。
キャリアセンターでは悩み相談も可能です。
就活で不採用が続けば、自信を失ってしまうケースも。
知りたいコトだけでなく、今後の不安などを話すこともできますよ。
- できるだけ早く面談のアポを取る
- 何を聞くかテーマを絞る
- 不安などモチベーションに関する相談も可
キャリアセンター(就職課)は嫌いなら使わないでOK!ただメリットも知っておく
キャリアセンターは利用が義務づけているわけではありません。
なので使わなくていいと判断すれば、使わないまま就活ができます。
実際に利用者の中には怖い・怒られたという声もありました。
ただキャリアセンターを使うメリットも知っておいた方が良いです。
OBOG訪問や模擬面接などは一人で行うには限界があります。
そういった必要性にかられたときは、できるだけ早くアポをとりましょう。
後で後悔しても就職活動をやり直すことは難しいので。